こんにちは!メンバーのまきぱんです。
今回執筆するのは、TFU観戦会としても行われたJ2第39節のジェフユナイテッド市原・千葉×ジュビロ磐田の試合です。
僕自身スタジアムに行くのは2ヶ月半ぶりでしたので、とても楽しみにしていました。
今回は執筆する前にジェフユナイテッド市原・千葉とジュビロ磐田の「因縁」を少し。
J2では今シーズンから初めて対戦を迎えている両チームですが、この2チームの歴史は長いです。
いくつかの要素を挙げてから、観戦記に入ります。
①Jリーグへの参入
ジェフユナイテッド市原・千葉:1993年(オリジナル10)
ジュビロ磐田1994年
1993年に産声を上げたJリーグ。
両チームとも初期からJリーグを支えてきたクラブです。
一刻でも早くトップリーグに返り咲きたい気持ちが当然にあります。
②2003年J1リーグ
1stステージ、2ndステージの両ステージにおいて、この2チームは優勝を争いました。
そして各ステージ終盤に行われた2度の直接対決は2度とも痛み分け。
両チームともが、両ステージを横浜F・マリノスに優勝を譲り、悔しい思いをしました。
特に1stステージの試合はJクロニクルベスト、ベストマッチにも選ばれた好ゲームです。
是非Youtubeでご覧ください。
③2005年J1リーグ
2005年シーズン開始前のオフ期間。
ジュビロ磐田は大型補強を敢行。
ジェフユナイテッド市原・千葉から主力選手(村井慎二、茶野隆行、チェヨンス)を一気に3人奪ったのは、今でも記憶に残る出来事です。
(注)現在から見ると、村井慎二、茶野隆行は元日本代表、チェヨンスは元韓国代表。当時はジェフユナイテッド市原・千葉の主力として活躍していた。
④2008年J1リーグ
ジェフユナイテッド市原・千葉の奇跡の残留の年。
最終節前に17位だったジェフユナイテッド市原・千葉が最終節、0-2から4ゴールを奪って大逆転勝ちを収め奇跡の残留。
一方15位だったジュビロ磐田が最終節に敗れ、16位に転落し入れ替え戦にまわるという今でも語り継がれる出来事がありました。
迎えた今回のゲーム。舞台はJ2に移りました。が、この試合はJ1昇格プレーオフ圏を争う大一番で、またも終盤で迎えました。
2013年に初のJ2降格を経験し、今シーズンはJ2優勝が至上命令として課されたシーズンを迎えたものの、優勝を独走で湘南に許すどころか、J1自動昇格すらも達成できなかった(正式にはこの試合終了後に決定)ジュビロ磐田。
2009年に初のJ2降格を経験して以後、毎年のように昇格候補に挙げられながら毎シーズン昇格を逃してきたジェフユナイテッド市原・千葉。
プライドをかけたJ2屈指のビッグゲームが14000人の観衆の前で行われました。
ではでは観戦記に!
会場はフクダ電子アリーナ
最寄りはJR蘇我駅
スタジアムまでの道のりの途中。
「この街とともに」
風車プロジェクト。
地域密着。街を黄色く染めようと、駅から街までを巻き込んでいます。
うわあああ(笑)かっわいいいいい(笑)(笑)(笑)
おっっきな顔(笑)(笑)(笑)
ジェフユナイテッド市原・千葉のマスコットキャラクターも道までお出迎え。
ファンサービス満点。
スタジアムに着いてから、入場まで時間があったので、近くにあるジェフユナイテッド市原・千葉のクラブハウスとオフィシャルショップに。
新しく綺麗ですね。
ジェフユナイテッド市原・千葉の歴史を振り返るコーナーや関連グッズもたくさん販売されています!
フクダ電子アリーナから直ぐですので、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね。
フクダ電子アリーナに戻りまして。
福有神社。
これ、フクダ電子アリーナの略称「フクアリ」と「福有り」を掛けているんですよ!!!!!!!
あ、普通にわかります(笑)?
ジェフユナイテッド市原・千葉サポーターの願い。
その後開場してから、TFUの観戦メンバーと合流!
両チームの健闘をたたえ合いました。
僕(ジュビロ磐田サポ)とメンバーのしょうたろう(ジェフユナイテッド市原・千葉サポ)は二人で仲良く指定席で見ました(笑)
実は半年前のジュビロ磐田ホームのこのカードも彼と一緒に静岡まで遠征して、仲良く観戦しました(笑)
TFUには自分の応援するJリーグクラブと相手が応援するクラブ同士の試合でも、このように一緒に仲良く観戦できる環境があります。
学生さん!是非参加してみてくださいね!
ジェフユナイテッド市原・千葉のゴール裏。
この試合に掛けるサポーターの思いが会場の熱気として伝わってきました。
ジュビロ磐田のゴール裏。
こちらも多くのサポーターが詰めかけました。
それでは結果です。
千葉(5位)2-2磐田(3位)
(千葉)55・幸野志有人 61・大岩一貴
(磐田)32・伊野波雅彦 73・山崎亮平
ハイライトはYoutubeでご覧ください。
この試合も死力を尽くした痛み分け。
しかしながら、両チームの選手の気迫と14000人のサポーターの歓声に包まれた試合には試合後、心地よい爽快感がありました。
今回この記事で一番訴えたいこと。
負けられない試合、絶対に勝たなければいけない大一番は存在します。
そして、そんな試合に対するサポーターの気持ちは必ず選手に伝わり、緊張感のある良い意味でピリッとしたゲームになります。
そんな試合の空気感はそれほど多くは経験できません。
いくら、選手が毎試合「勝ち」にこだわっていてもです。
ダービーマッチや、優勝争い直接対決、残留争い直接対決、昇格争い直接対決、優勝をかけたゲーム、残留をかけたゲーム。
こういう試合には選手、サポーターの見えない大きなエネルギーが加わります。そして、その気持ちは必ず独特の雰囲気を生み出します。
Jリーグもあと約1月で今シーズンの幕を閉じます。
終盤戦は特に面白いJリーグ。
まだ間に合います。
そんな独特の雰囲気を味わえるであろう終盤の攻防戦はまだあります。
今シーズン中に是非!
もちろんそれはプロ・アマ問わず、各カテゴリーにおいても。