こんにちは!
メンバーのまきぱんです。
今回執筆させていただく試合は、天皇杯全国選手権3回戦「FC東京(J1)×松本山雅FC(J2)」の試合です。
今回のテーマは2つです。
①「J1らしいJ1」×「最も勢いのあるJ2」
何が言いたいかというと、FC東京がJ1リーグのレベルを平均的に示せるということ。松本山雅FCがJ1に急速かつ着実に近づいているということです。
FC東京は、2012年の再昇格以降、2012年シーズンは最終順位が10位、2013年シーズンは最終順位が8位、2014年シーズン(第19節終了時点)の順位は7位です。
FC東京というチームは毎年、選手、戦術は当然変わるにも関わらず1シーズンの間に上位に踊り出たり、下位に沈んだりを繰り返しています。
2012年シーズンと2013シーズンは2.3位の時期もあれば12位の時期もあり、2014年シーズンに至っては16位の時期もあったのに、前節は5位に、現在は7位にいます。
つまり、1シーズン通して下位に沈み続けることも、上位に居続けることもデータ上はないチームであるということです。
現在J1リーグで最も「J1を平均的に戦えているチーム」と僕は思います。
一方
松本山雅FCは、まだJ2に昇格して3シーズン目に過ぎません。
昇格初年度の2012年シーズンの最終順位は12位、2年目の2013年シーズンの最終順位は7位(プレーオフ圏内と勝ち点は変わらず)、今年はここまでJ1自動昇格圏内の2位です。
J2の3年目ということで、昇格プレーオフ圏内にさえ入れれば上出来であるにも関わらず、彼らは今年自動昇格を視野にチームで戦っています。
現在J2リーグで最も「勢いのあるチーム」と僕は思います。
データの上で松本山雅FCというチームがFC東京というチームに対することで、J1リーグでどれくらい戦えるのだろうかを推測する材料になると思います。このことは他のJ1チーム、J2チームも気になる材料であると思います。
②ゴール裏のサポーター
首都東京の青と赤の大サポーターと覚えやすいチャント×地方長野から来た緑の大サポーターと一体感ある手拍子。両チームサポーターにも注目しました。
会場となったのは、味の素スタジアム(京王線飛田給駅)です!
スタジアムイベントなどは今回ネタがありません(笑)
リーグ戦に比べると、店の出店も少ないです。
平日の夜ということもありますが、多くの学生は夏休み真っ只中です。
学生目線からすると、もうひと工夫あってもいいかなと。
では試合結果から。
得点者(F東) 41.河野 54.平山
では注目ポイントに関連させていきます。
①に関連して
この3回戦多くのJ1チームがJ2チームに敗れました。
J1で上位を走るチームがメンバーを落としたといえ、J2チームに敗れてしまう。
もちろんこれが、全日本選手権の面白さではありますが、今大会は3回戦の段階でJ1チームが敗退しすぎな印象です。
そんな中、FC東京ははぼベストメンバーで臨みました。
2014FIFAワールドカップブラジル大会の日本代表の権田、森重を筆頭に高橋秀人、元シャルケのエデゥーなど豪華なメンバーでした。
僕が注目した視点から試合を見ることができました。
結論、この試合に関しては、カテゴリーの差が顕著に表れる結果になりました。
足元の落ち着き、試合の進め方、フィニッシュの形。
FC東京はJ1であることをしっかり見せつけました。
一方
松本山雅FCも多少メンバーを代えてはいましたが、普段J2でやっているサッカーが通用したとは言い難い内容でした。
もちろん、トーナメントの1試合ですから、松本山雅FCがJ1で通用しないということではありません。
ですが、今回の試合の注目した視点から言えば、FC東京と力の差がありました。
半年後、松本山雅FCがJ1の切符を手にしているかどうか。
是非注目したいですね。
②に関連して
FC東京サポーターのみなさま
松本山雅FCのサポーターのみなさま
アウェイ平日にも関わらず1000人近くのサポーターが詰めかけたそうです。
それでは。