天皇杯第3回戦超簡単プレビュー!ロック!山雅!ユナイテッド!

まだまだ起きるぞ!ジャイアントキリング!

 衝撃の天皇杯2回戦から3週間。今週末はいよいよ3回戦に突入する。3回戦の楽しみの一つにJリーグチーム同士の対戦があるのは確かだが、3回戦進出を果たしたアマチュアクラブの動向に目が離せないのは言うまでもない。3回戦進出を果たしたのは6チーム。大学からは大学シードの福岡大学、強豪ひしめく東京都代表の明治大学、日本唯一の国立体育大学でもある鹿児島県の鹿屋体育大学の3チーム。福岡大学は万博記念公園でガンバ大阪と、明治大学は山形県NDスタでモンテディオ山形と、鹿屋体育大学ヤマハスタジアムジュビロ磐田とそれぞれ対戦する。いずれのチームもJ1との対戦となり、目が離せない。

 そして我らがJFL・地域リーグからはホンダロック、松本山雅FC福島ユナイテッドFCが3回戦に出場する。JFLの各チームが軒並みやられている一方で地域リーグから2チームが3回戦に駒を進めるというのは素晴らしい・・というよりもどちらかといえば面白い。ではこの3チームの対戦に焦点を当ててみよう。

10/31 13:00 ガンバ大阪 vs 福岡大学 万博記念公園陸上競技場
10/31 13:00 ジュビロ磐田 vs 鹿屋体育大学 ヤマハスタジアム
10/31 13:00 モンテディオ山形 vs 明治大学 NDソフトウェアスタジアム
11/01 13:00 名古屋グランパス vs ホンダロック 瑞穂陸上競技場
10/31 13:00 松本山雅FC vs FC岐阜 秋田市八橋運動公園陸上競技場
11/01 13:00 横浜F・マリノス vs 福島ユナイテッドFC 日産スタジアム

名古屋グランパスvsホンダロック」ロック、JFL代表として!

 ホンダロックは初戦で熊本学園大学を4?0で圧倒したのち、J2東京ヴェルディを相手にPKでの得点を守り切って3回戦に進出。選手個々の力の差はあったものの、チーム全体で戦えば問題ないというのを体現してみせた。以降のJFLでの成績は翌週の10月17日にV・ファーレン長崎に0?2で敗れたものの、同25日の佐川印刷SC戦では4?2と圧倒して勝利している。シュートも打てていればスコアラーも偏っておらずチーム状態はよさそうだ。

 対する名古屋グランパスは2回戦で九州地域王者の沖縄かりゆしFCを4?0で一蹴して無難に聖地瑞穂に帰ってきた。しかしリーグ戦では17日に横浜F・マリノスに1?2で敗れると25日にはジュビロ磐田に3点を先行されて何とか引き分けるなど調子はいま一つ。さらには水曜に行われたACL準決勝第2戦ではサウジアラビアのアル・イテハドを相手に決定機を決めきれないまま敗れる苦い思いをしている。名古屋グランパスには体力面、精神面共に不安材料がある分不利な状況か。名古屋グランパスのプロフェッショナルが試される一戦になりそうだ。

 試合はどう運ばれるのか。するだけ無駄な予想にしかならなさそうだが、ホンダロックは東京ヴェルディ戦の再現をすれば勝機は十分にある。後半勝負に持ち込んで先制点を奪えるかがひとつのポイントとなるかもしれない。JFLで唯一残ったチームとしてどこまでいけるのか冒険だ。

名古屋グランパス ホンダロック
1回戦 ○4-0 熊本学園大学
2回戦 ○4-0 沖縄かりゆしFC ○1-0 東京ヴェルディ
その他 10/17 ●1-2 横浜F・マリノス(J1)
10/21 ●2-6 アル・イテハド(ACL)
10/25 △3-3 ジュビロ磐田(J1)
10/28 ●1-2 アル・イテハド(ACL)
10/17 ●0-2 V・ファーレン長崎(JFL)
10/25 ○4-2 佐川印刷SC(JFL)

松本山雅FCvsFC岐阜」JFLまで松本山雅は止まらない!

 FC岐阜が初期のころのに掲げていたエンブレムをご存じだろうか。実はFC岐阜のエンブレムに使われていたのは県の鳥である雷鳥だった。・・と言ってピンとこない方には松本山雅FCの愛称「ターミガンズ(Ptarmigans)=雷鳥」を覚えていただきたい。今は昔となってしまったが、同カードはかつて雷鳥対決として密かに歴史を刻もうとした時があった。それだけではなく、現在でも元FC岐阜の北村隆二が松本山雅FCに在籍しているように両チームを行き来した選手は少なくはなく、因縁とは違うが両者には何かしら愛着がある対戦カードではある。先日行われた全社でもFC岐阜のサテライトに当たるFC岐阜SECOND松本山雅FCと対戦しているのは何かの縁だろう。

 松本山雅FCは初戦でJFLのFC刈谷に1?0で勝利すると第2戦では浦和レッズに2?0で勝利して日本中のサッカーファンを驚かせた。またその後に行われた全国社会人サッカー選手権大会では5連戦をしぶとく勝ち続けて優勝を勝ち取っている。過言ではあるかもしれないが、松本山雅FCは今正に日本一調子がいいチームと言える。

 FC岐阜は第2戦で栃木SCをホームに迎えて1?0で勝利。しかしその後のリーグ戦ではザスパ草津アビスパ福岡にそれぞれスコアレスで敗れており、先週のホーム愛媛FC戦では3?2でリードしながらも後半ロスタイムに失点を許して何とも悔しい引き分けを喫している。調子はいまいちといったところか。ただし今回の天皇杯はFC岐阜にとって、準々決勝で名古屋グランパスと対戦するという一つの目標がある。さすがにここでつまずきたくはないだろう。

 この対戦は拮抗した好勝負になることを期待している。おそらくはFC岐阜が攻めて松本山雅FCがカウンターという構図になるだろう。松本山雅FCは爆発力があるFC岐阜の攻撃を抑えられるか、FC岐阜は逆にいかに早く試合の主導権を握れるか。分かりやすくも奥が深い試合になりそうだ。

松本山雅FC FC岐阜
1回戦 ○1-0 FC刈谷
2回戦 ○2-0 浦和レッズ ○1-0 栃木SC
その他 10/17 ○4-0 小山田FC(全社)
10/18 ○1(1ex0)1 FC岐阜SECOND(全社)
10/19 ○1(5PK3)1 日立栃木ウーヴァSC(全社)
10/20 ○3-1 AC長野パルセイロ(全社)
10/21 ○2-1 ツエーゲン金沢(全社)
10/17 ●0-1 ザスパ草津(J2)
10/21 ●0-1 アビスパ福岡(J2)
10/25 △3-3 愛媛FC(J2)

横浜F・マリノスvs福島ユナイテッドFC」いざW杯決勝の地へ!福島総力戦!

 福島ユナイテッドFCの気合い入れ方は尋常じゃない。その根拠のまず一つにこの試合の為だけにと言っても過言ではないスポンサーがついたことだ。福島ユナイテッドFCはJA全農福島と東邦銀行からそれぞれ来年の1月31日までの契約でユニフォームパートナーとして契約したことを、つい先日となる10月28日に発表している。この試合はNHKで全国に配信されるということもあるがそれだけでスポンサーがつくものなのだろうか。

 それだけでなく、公式に組まれたバスツアーも人気で定員40名のバス2台がすでに満席となっている。そのほかにも個人で行かれる方、関東在住の方もいらっしゃるはずでW杯決勝の地横浜国際陸上競技場に何人の福島ユナイテッドFCサポーターが集まるのか楽しみにしている。

 その福島ユナイテッドFCは初戦で埼玉県代表の尚美学園大学にPKで競り勝つと、第2戦ではJ2で昇格最前線にいるセレッソ大阪に2?1で勝利して勝ち進んできた。その後は全社で静岡FCに勝利したものの2回戦でY.S.C.C.に敗れて敗退した。地域リーグ決勝大会への出場権が無い福島ユナイテッドFCは天皇杯が今期最後の戦いとなる。

 横浜F・マリノスは2回戦でJFLのV・ファーレン長崎と対戦して4?0で完勝。かつて市立船橋高校とPK戦まで戦ったり、当時JFLのザスパ草津に敗れたりと不名誉な過去がある横浜F・マリノスだが、良くも悪くも今はその面影はない。2回戦後のリーグ戦でも名古屋グランパスに2?1で勝利した後ガンバ大阪とはアウェーながら0?0で引き分けている。

 最近の横浜F・マリノスの試合を見ていないので何とも言えないところだが、失うものが無い福島ユナイテッドFC横浜F・マリノスにどこまで喰らいつけるかに注目したい。

横浜F・マリノス 福島ユナイテッドFC
1回戦 ○3(3PK1)3 尚美学園大学
2回戦 ○4-0 V・ファーレン長崎 ○2-1 セレッソ大阪
その他 10/17 ○2-1 名古屋グランパス(J1)
10/24 △0-0 ガンバ大阪(J1)
10/17 ○2-1 静岡FC(全社)
10/18 ●1-0 Y.S.C.C.(全社)

※日程や会場については必ずJFA公式サイトをご確認ください。
http://www.jfa.or.jp/match/matches/2009/tennouhai/index.html

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