全国社会人サッカー選手権大会最終日結果

松本山雅FCが初優勝!

 第45回全国社会人サッカー選手権大会?ゆめ半島ちば国体サッカー競技リハーサル大会?が閉幕した。優勝を飾ったのは粘り強く勝ち上がった北信越代表の松本山雅FC。まずはおめでとうございます。初戦では格下である小山田FCとのやりにくい試合でしっかり勝ち、FC岐阜SECONDにはしぶとく追いつかれながらも延長で決着をつけ、日立栃木ウーヴァSCには終了間際の同点劇からPKでは阿部琢久哉の決勝点で勝利する。ノルマであるベスト4を達成してからは信州ダービーで完勝して地域決勝への切符を掴むと、決勝では北信越予選の決勝で敗れたツエーゲン金沢に予選の借りを返す勝利で優勝を果たした。松本山雅FCにとって本当に毎日がドラマチックな5日間だった。

ここからJリーグ-tonan前橋優勝

 準優勝はツエーゲン金沢が受賞した。ツエーゲン金沢は関東1部の海上自衛隊厚木マーカス、北海道王者の札大GP、四国から敗者復活を狙うカマタマーレ讃岐とかわいそうなぐらい立て続けに地域リーグの強豪と当たってきたが、しぶとく勝利してきた。準決勝の相手が関東2部のtonan前橋だったのはそれまでのご褒美だったのかもしれない。ツエーゲン金沢は決勝こそ競り負けたが、大会を勝ち上がっていくうちに勝ち方を体得していった。強いだけでなく勝てるチームへと一皮向けたことで決勝大会でもいい結果が出ることを期待したい。

全社最終日結果
3位決定戦 AC長野パルセイロ 1(0ex1)1 tonan前橋 市原臨海競技場
決勝 松本山雅FC 2-1 ツエーゲン金沢 市原臨海競技場
最終結果
順位 チーム
優勝 松本山雅FC 北信越
準優勝 ツエーゲン金沢 北信越
3位 tonan前橋 関東
4位 AC長野パルセイロ 北信越
ベスト8 九州INAX
日立栃木ウーヴァSC
カマタマーレ讃岐
Y.S.C.C.
九州
関東
四国
関東

 今回目立ったのはなんと言っても北信越3チームの躍進だろう。出場した全3チームがベスト4に進出と言うのはそうそう無いことだ。北信越地域はJリーグ志向チームが何チームもJFL昇格を果たせずひしめいていることから「無駄に熱い北信越リーグ」などと皮肉めいた言われ方をすることもあった。しかし北信越3チームはこれらのチームの活躍をもって熱いのが無駄ではないことを証明してくれた。(蛇足だが、全社に出場してなかった王者JAPANサッカーカレッジは新潟県選抜チームとして9月の新潟国体に出場し優勝している。北信越恐るべし!)

 そしてなんと言っても関東2部から決勝大会への全社枠を勝ち取る一歩手前まで駒を進めたtonan前橋の活躍は大きい。tonan前橋は初戦で関西1部のBIWAKO S.C HIRAに完勝すると、2回戦では九州3位で決勝大会へ進出した経験もある新日鐵大分とPK戦まで粘って勝利を収めた。3回戦では同じ関東でも1部でしかも王者のY.S.C.C.と当たったが、Y.S.C.C.が大人の事情でメンバーを落としてきたこともあり1?0で競り勝った。組み合わせに恵まれたと言われればそれまでだが、そこは運も実力のうちという便利な言葉で丸め込みたい。それよりも、関東2部のtonan前橋が3位入賞を果たしたことで、地域2部リーグや都道府県リーグから飛び級で決勝大会進出を果たすことが、より現実的な目標となったことが大きい。飛び級昇格を視野に入れているチームに神奈川県2部の「S.C.相模原」や静岡県1部の「藤枝MYFC」などがあるが、これらのチームにとってtonan前橋の成績はかなり刺激になったはずだ。

ここからJリーグ-松本山雅FC優勝

 これにて市原市での濃厚な5日間が終了。観戦に行かれたみなさん、パソコンや携帯から念を送っていた皆さん、そしてもちろん各チーム並び関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。加えて記事にコメントを残していってくれた皆さん、twitterを通じて励ましてくれた皆さん、現地で声をかけてくださった方々と私は色んな方に支えられて5日間の活動をすることが出来ました。まだ今日の分の観戦レポートが残っていますが、先にこの場でお礼申し上げます。ありがとうございました。今後も「ここからJリーグ」及び龍星ひかるをよろしくお願いします。地域リーグ決勝大会ではぜひ『現地で』お会いしましょう。

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