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[試合予定:JFL]ヴァンラーレ八戸FC、第2節延期分で今季初勝利なるか

JFLファーストステージは第2節1試合が行われる。第2節はヴァンラーレ八戸FCソニー仙台FC八戸市東運動公園陸上競技場で対戦する。ヴァンラーレ八戸FCは前回の試合で開幕から続いていた連敗を3で止め、開幕4試合勝ちなし、開幕4試合連続失点、勝点0となっている。ソニー仙台FCは前回の試合で今リーグ初黒星、勝点0となっている。当サイトの投票状況はヴァンラーレ八戸FCの勝ちが2票、引き分けが3票、ソニー仙台FCの勝ちが16票となっている。

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天皇杯予選、福島Uが会津オリンパスにPK勝ちで準決勝進出! など

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秋田FCカンビアーレ、8人の塩釜ヴィーゼに22得点勝利!など

秋田FCカンビアーレのオフィシャルブログを追加しました。

試合結果

  • 2011.7.17 vs ヴィーゼ塩釜|we are cambiare
    • 東北社会人リーグ 第8戦
      vs ヴィーゼ塩釜
      11-0
      11-0
      22-0
      こんにちは!ミツです(^ ^)
      今鹿角からの帰り道です。今日はとにかく攻めまくりました。
      22得点、シュート68本。
      なんでこんなことになったかといえば、相手は試合開始時点で8人だったからです。
      良い結果かもしれませんが、満足する内容ではありませんでした。
      決めきらなけばならない場面はたくさんありました。
      シュートへ至る過程もまだまだ学ばなければなりません(>_

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MondayJFL・地域リーグ!長崎5発で町田に圧勝!奈良独走開始!FC鹿児島ダービー勝利!北信越新4強体制!?

長崎5得点で町田に圧勝!有光8試合10得点!

JFLは前期第14節が行われた。準加盟対決2本立てとなっていた今週末、Vファーレン長崎vs町田ゼルビアの昇格同期対決でもあった一番はホームのVファーレン長崎が5-1で大勝。前半の序盤、中盤、終盤の3回で3得点をあげると、後半にも2得点。前節Honda FCから初勝利を奪った勢いをそのままに町田ゼルビアからも初勝利を奪った。低迷していた順位も6位にジャンプアップ。まずは定位置に戻ってきた。

また、Vファーレン長崎のFW有光亮太はこの日2得点。8試合で10得点と驚異的なペースでゴールを重ねて得点ランキングトップを死守している。2位が栃木ウーヴァFCの竹内優の5得点なのだが、比べるまでもなくダントツだ。

カマタマーレ讃岐、1点差守りきれずドロー

カマタマーレ讃岐は敵地で松本山雅FCと対戦。後半13分に退場で一人欠いたカマタマーレ讃岐だったが、岡本の2ゴールで試合を優位に進める。試合終盤に松田直樹のJFL初ゴールで同点に追いつかれてしまったが、敵地で上々のドローとなった。順位は5位に落としてしまったものの、2位との勝ち点差は僅かに2と肉薄している。どこまで粘ることが出来るか。

また、カマタマーレ讃岐と同じくして今季から参戦ているAC長野パルセイロは首位のHonda FCに3-0で快勝。カマタマーレ讃岐と勝ち点で並んで4位に付けている。AC長野パルセイロカマタマーレ讃岐共に1試合消化せずしてこの順位につけているのは非常に優秀といえる。昇格組の躍進に注目したい。

AC長野パルセイロに敗れたHonda FCは2位に後退。首位にはFC琉球が立っている。

奈良クラブ天王山で大勝!初優勝へ独走開始!

前期最終節を迎えた関西リーグは首位の奈良クラブと2位のバンディオンセ加古川が直接対決。加古川が勝てば2強体制確立となった試合だったが、奈良クラブが4-0で圧勝。奈良クラブが2位加古川に勝ち点差6をつけることとなり、ついに独走態勢へ入った。奈良クラブは前期7試合で6勝1分。無敗でシーズンの折り返しを迎えることとなった。

2部のアルテリーヴォ和歌山は首位のディアブロっさ高田3−1で勝利。3位キープながら勝ち点で2位に並んだ。

岐阜セカンドストップ!藤枝MYFCが独走態勢へ!

東海は首位の藤枝MYFCが2位のFC鈴鹿ランポーレに4-1で圧勝。実力の違いを見せつけて首位をキープ。試合数が少ないFC岐阜セカンドは矢崎バレンテと対戦して2-2の引き分け。無敗はキープしたものの、勝ち点を十分に伸ばすことができなかった。この結果、藤枝MYFCが独走態勢へ突入。このまま突っ切ってしまうのか。

FC鹿児島が初ダービー制す!・・も3強混戦模様変わらず

前期最終節2試合を迎えた九州リーグは上位陣が直接対決。「FC鹿児島vsヴォルカ鹿児島」の鹿児島ダービーはFC鹿児島が3-1で勝利。九州リーグ初の鹿児島ダービーを制した。

敗れたヴォルカ鹿児島は優勝戦線から一歩後退かと思われたが、続く第9節で首位HOYOを相手に意地の90分勝利。FC鹿児島が三菱重工長崎にPK勝ちと足ふみをしているのも手伝って何とか優勝戦線に生き残った。

レノファ山口、三菱水島に最低限の勝利!

連覇へ向けて背水の陣となっていたレノファ山口は首位の三菱自動車水島FCと対戦して8-2で大勝。ライバルから貴重な勝ち点3を獲得したとともに、得失点差でも優位に立つことができた。レノファ山口の順位は4位と変わらないが、首位デッツォーラ島根との勝ち点差は4。消化試合数に違いがあるとはいえ、まだまだ逆転可能な位置につけている。

SC相模原5試合ぶり勝利

関東は首位のYSCCが神奈川県教員SCに5-0で大勝。2位の流通経済大学も3-1でFCコリアに勝利して顔ぶれは変わらない。3位にさいたまSC、4位にtonan前橋と役者が揃ってきた印象だ。

2部はエリースFC東京日立ビルシステムに3-1で勝利。開幕5連勝で首位をキープしている。監督交代初戦となったSC相模原は開幕戦以来となる勝利で4位に浮上。反撃の狼煙となるか。

上田ジェンシャン首位狩り成功!アルティスタ東御初黒星

北信越は第8節を迎えた。首位に立っていたアルティスタ東御は前節JAPANサッカーカレッジに勝利した上田ジェンシャンと対戦。2-1で初黒星を喫した。この隙にJAPANサッカーカレッジが再び首位に浮上。気がつけば首位のJAPANサッカーカレッジと2位アルティスタ東御が勝ち点19、3位上田ジェンシャンが勝ち点16、4位サウルコス福井が勝ち点13と勝ち点差が詰まってきている。北信越新4強体制の幕開けか。

愛媛FCしなまみ、南国高知に9得点圧勝!

四国リーグは第7節を迎えた。首位をひた走る愛媛FCしまなみは南国高知と対戦。先制を許したものの9得点を奪って大勝を収めた。無敗で首位をキープ。2位の黒潮FCKFCグラシアス西条に1-0で勝利した様子。勝ち点差3ごとにチームが控えており、無敗の愛媛FCしまなみといえどまだまだ気は抜けない。












明日から地域リーグ決勝大会決勝ラウンド

明日から地域リーグ決勝大会決勝ラウンドが市原市臨海競技場で行われます。決勝ラウンドのレギュレーションは一次ラウンドと変わらないため割愛します。出場するのは一次ラウンドを首位で勝ち抜いた3チームとワイルドカードを獲得した1チーム。改めてチーム紹介形式でプレビューとします。

出場チーム

グループA(茨城県ひたちなか会場)1位
【関東優勝】YSCC
グループAを首位で勝ち抜いたのは神奈川県横浜市のYSCC。同県のライバルSC相模原に敗れたものの、SC相模原の失速も手伝って一次ラウンド突破を決めた。YSCCは昨年に続いて2年連続の決勝ラウンド進出となった。昨年は3日目にツエーゲン金沢と3位を賭けて直接対決。90分以内に勝てば3位だったが、1点のリードを守りきれずに涙をのんだ。今年は前日合宿を組んで既に千葉県入り。万全のコンディションで挑む。
○3-0 vs レノファ山口FC
●0-3 vs SC相模原
○3-2 vs HOYO
グループB(静岡県藤枝会場)1位
【関西優勝】三洋電機洲本
グループBを首位で勝ち抜いたのは兵庫県洲本市の三洋電機洲本。リーグ戦終盤の失速、全社の大敗などから前評判は低かったが、開催地の藤枝MYFCを5ー2で下すなど本大会を賑わせている。三洋電機洲本は2年目の地域リーグ決勝大会出場にして初の決勝ラウンド進出。クラブチームの活躍が著しい昨今、企業チームの底力を見せつけたい。札大GPとのPK戦で3本連続セーブを見せたGK浅野を中心とした堅い守備に注目。
△1(3PK0)1 vs 札大GP
○5-2 vs Shizuoka.藤枝MYFC
●0-2 vs グルージャ盛岡
グループC(高知県春野会場)1位
【四国優勝】カマタマーレ讃岐
グループCを首位で勝ち抜いたのは香川県のカマタマーレ讃岐。地域決勝出場歴は長い方だが、クラブ史上初の決勝ラウンド進出となった。今年の全国社会人サッカー選手権大会では5連戦を無失点で乗り切って優勝。一次ラウンドでは3試合で3失点と全社で見せた堅守では結果を残せなかったが、僅差を制する勝負強さを見せた。Jリーグ準加盟へ向けて自治体からの正式な支援表明を受けるなど、Jリーグ参入へ向けた機運は非常に高まっている。
○1-0 vs 福島ユナイテッドFC
○3-2 vs さいたまSC
△1(3PK2)1 vs AC長野パルセイロ
グループC(高知県春野会場)2位
【北信越優勝】AC長野パルセイロ
2位で最も高い成績を残して決勝ラウンドへの進出を決めたのは長野県長野市のAC長野パルセイロ。一次ラウンドでは最終節でカマタマーレ讃岐に勝てず、首位通過は逃したが、さいたまSC戦の大勝がアドバンテージとなってワイルドカード獲得に至った。AC長野パルセイロは2年ぶりの決勝大会で初の決勝ラウンド進出となる。成熟されたパスサッカーとリーグ戦14試合68得点の爆発力で1年前に市原臨海で忘れてきたものを取りに行く。
○6ー1 vs さいたまSC
△0(8PK7)0 vs 福島ユナイテッドFC
▲1(2PK3)1 vs カマタマーレ讃岐

日程

第1節 12月3日(金)
10:45 YSCC vs 三洋電機洲本
13:30 カマタマーレ讃岐 vs AC長野パルセイロ
第2節 12月4日(土)
10:45 YSCC vs カマタマーレ讃岐
13:30 三洋電機洲本 vs AC長野パルセイロ
第3節 12月5日(日)
10:45 YSCC vs AC長野パルセイロ
13:30 三洋電機洲本 vs カマタマーレ讃岐

決勝ラウンドは2位以内がJFL昇格、3位がJFLアルテ高崎との入れ替え戦となる。4分の1.3の戦いだった一次ラウンドに対して決勝ラウンドは4分の2.5の戦い。枠としては非常に楽になったが、一次ラウンドを勝ち抜いてきた猛者を相手に楽になったと言えるチームはない。本命なき地域決勝決勝ラウンド、仁義なき3連戦第2章は明日キックオフ。

藤枝MYFCvs三洋電機洲本:観戦レポート

地域リーグ決勝大会2日目。藤枝会場で行われているグループBは1日目の2試合共にPK戦までもつれ込んだために勝ち点1差に4チームがひしめく状態になっている。今日こそはスッキリ勝って一次ラウンド突破へ近づきたい。4者もれなく同じ考えだった事だろう。
第1試合は藤枝MYFCvs三洋電機洲本。藤枝MYFCは1日目にグルージャ盛岡と対戦して1ー1の同点からPK負け。敗れはしたものの、翌日の朝刊を読む限りは追いついた事をポジティブに捉えている。懸案事項と言えば出場停止のMF納屋の穴埋め。盛岡戦は納屋が退場したあとに中盤が機能停止を起こしたため、対策が急務となっていた。その点については負傷の石井俊也が強行出場。ほか盛岡戦と同じメンバーで臨んだ。
三洋電機洲本は1日目に札大GPと対戦して1ー1の同点。PK戦はGK浅野が3人連続セーブという偉業を成し遂げて勝利している。1日目の試合中は途中まで元気がなかったが、PK勝利で一気に勢いづいている。元々関西リーグを独走する程の実力を秘めているため、怖い存在となっていた。
藤枝の2日目は雨。朝から本降りとなってはいたが、ピッチやプレーに影響が出るほどの降り方ではなかった。

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藤枝MYFC電光石火の2得点

開始早々に試合が動く。動かしたのは藤枝MYFC藤枝MYFCは7分に右CKを得ると、11西山貴永がニアサイドにボールを送った。これに合わせたのはフリーで走りこんでいた4内田和志。内田は完璧なタイミングでクロスに頭を合わせると、ボールはGKが伸ばした手をすり抜けて一直線にゴールへ吸い込まれた。

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続く8分、藤枝MYFCは左サイド後方でFKを得ると西山が再びゴール前へとボールを放り込む。ファーサイドで33須藤大輔が頭で合わせて折り返すと、最後は逆サイドにいた3奈良林寛紀が頭で押し込んだ。

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藤枝MYFCが開始早々のセットプレーから2点を先取。藤枝MYFC、やはり強し。相手の戦意を削ぐには十分な展開だった。
その後も藤枝MYFCが試合の主導権を握って攻め続ける。藤枝MYFCは守備の組織を崩さなかった昨日とはうって変わって、サイドバックを始め後方の選手がどんどん攻撃に参加していった。なるほど、初戦はあくまで慎重だったというのか。今年行われた南アW杯の日本代表も1試合目と2試合目で同じ事をしていたな。

三洋電機洲本、まずは1点

軽くひねられるように失点を重ねてしまった三洋電機洲本。試合に入り切らないうちに入れられてしまう辺りが藤枝MYFCの強さであれば、三洋電機洲本の弱さだった。しかし本大会の三洋電機洲本は一味違う。1日目は先制された後にきちんと追いついているのだ。この後、藤枝会場にいた観客は憎いほどに強かったという今年序盤の三洋電機洲本の本気を目の当たりにする事となるのだが、誰がこの後の展開を予想出来ただろうか。
三洋電機洲本は攻撃的な藤枝MYFCが留守にしがちにしていたサイドバックの裏を効果的に使い始める。追加点を狙いにきている藤枝MYFCに対して、三洋電機洲本はカウンターから藤枝ゴールを襲い続けた。
そして25分、三洋電機洲本のカウンターが実る。三洋電機洲本は14梅川毅士が中盤でボールを奪うと、そのままゴール前へ運び、カウンターのチャンスを作る。梅川は右サイドから最終ラインの裏へと走りこんでいた6村山歩夢にボールを送ると、村山は簡単にそれをネットに突き刺した。

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藤枝MYFCの追加点に期待が高まる会場の雰囲気を壊すが如く、三洋電機洲本がまずは1点を返した。藤枝MYFCは間もなく攻撃の手を休めて1日目同様に保守的な戦術を選んだ。

勢い増す三洋電機洲本

後半にはいると三洋電機洲本の勢いが更に増す。対戦相手である藤枝MYFCが引いているからどうだというのは三洋電機洲本には全く関係ないようだ。我が道を貫くその姿勢は企業チームらしさであり、清々しい。
後半18分、三洋電機洲本はペナルティエリア右手前でFKのチャンスを得る。13友定晃大が蹴り込んだボールは3太田晃一の頭を経由して逆サイドに流れる。流れた先にいたのは森田郁也。森田は足元でそれを捉えると、丁寧にゴールへと放り込んだ。三洋電機洲本がついに2点差を追いつく。

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止まらない三洋電機洲本。後半23分には途中出場の13稲垣侑也が遠目からミドルシュートを放つ。これはGKの正面を捉えてしまったが、GKが弾いた所を三洋電機洲本は逃さなかった。こぼれ球に詰めていたのはこちらも途中出場の9徳井啓介。シュートを打つ。きちんと詰める。三洋電機洲本は特別な事を何もしていない。基本にただ忠実だっただけだ。三洋電機洲本がついに2点差を逆転した。

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藤枝終戦宣言

雨脚が強くなった事もあったかもしれない。3点目が入った事でメインスタンドにいた観客がぞろぞろと帰り始めた。試合中に観客が帰り始めるのはよくあることが、観客数が元々少ないために非常に目立った。帰った観客に対して、なんて気が短いのだろうと思わなくはない。しかしながら今回ばかりは帰宅した地元の方に同情せざるをえない。
藤枝MYFCは完全に足が止まっていた。1点差を追いつかれても、とりわけ大きく動くわけではなかった。逆転は迎えるべくして迎えたといえる。追いつかれても、逆転されても、運動量が増すのは勢いづく三洋電機洲本の選手のみ。藤枝MYFCはFWサントス・アランが精力的にドリブルを仕掛けていったが、いくら昨日の試合で同点弾を決めたアランとは言え、彼一人では何も変わらなかった。

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三洋電機ゴールラッシュ

後半36分、三洋電機洲本は相手最終ラインにボールを放り込むと、相手選手のクリアミスを誘う。これを拾った9徳井啓介はゴール前までそれを運び、きちんとゴールへ収めた。

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後半40分、三洋電機洲本は右後方から10井上裕介が中央へボールを送る。送られたボールは中央で9徳井啓介が相手守備ともつれる様にファーサイドへ逃がした。ファーサイドにいたのは4森川祐輝。森川は余裕をもってボールを持ち込むと、きちんとゴールネットを揺らした。

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藤枝MYFCが何点差を付けるかという見方をされていた試合は、終わってみれば5ー2で三洋電機洲本が勝利。藤枝MYFCはホームで一次ラウンド突破どころか、2日目にして敗退が決まってしまった。これが地域決勝の恐ろしさ。三洋電機洲本は第2試合の結果もふまえてグループB単独首位に立った。

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三洋電機洲本vs札大GP:観戦レポート

地域リーグ決勝大会一次ラウンド1日目第2試合は関西代表の三洋電機洲本と北海道代表の札大GPが対戦した。おそらく本大会出場12チームで唯2つ声出しのサポーターが居ないチームの対戦となった。2468人が詰めかけていた藤枝会場も気がつけば約1割にまで減っており(それでも観客236人は十分な注目度)、かなり静かな状態で試合が開始された。

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札大GPに主導権

試合は札大GPがペースを掴んだ。札大GPは徹底して一番高い位置の選手にボールを預ける。先頭に当てて、少ない手数で切り崩そうと試みた。
39分、札大GPは中央から左へ展開する様に仕掛けて最後は20畠山直人がフリーでゴール右隅を狙う。GK浅野も見送った完璧なタイミングのシュートだったが、ボールはわずかに右へそれていった。

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三洋電機洲本は奪ってからサイドの高い位置へとボールを運んで決定機の演出を試みる。ところが札大GPの安定した守備の前に思うような攻撃が仕掛けられなかった。
低調な状態で前半は終了。前半で放ったシュートは三洋電機洲本が1本で、札大GPが3本。初戦独特の硬さも手伝っていたのかもしれない。第1試合が派手に締めくくられただけに、ややもの足らない試合展開になってしまった。

しぶとく攻め続けた札大GPが先制

後半も札大GPが仕掛けて三洋電機洲本が応じる流れで進む。しかしながら真剣勝負にしてはどこか一つ詰めが甘い。後半も、そんな前半からの流れをくんでいたが、徐々に両者共にゴールが近づいてきた。
後半27分、先にゴールをこじ開けたのは札大GPだった。札大GPはショートカウンターから2田中陸翔が右サイドの突破に成功する。ゴール前でも最終ラインの突破に成功しており、状況は3対1。田中はそのボールを中央へ送ると、最後は20畠山直人が落ち着いて流し込んだ。ようやくスコアが動いた。札大GPが先制に成功する。

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三洋電機洲本も負けじと同点

試合が動いた。先制点を境にようやく三洋電機洲本にも戦闘体制としてのスイッチが入ることになる。大学チームである札大GPに対して三洋電機洲本は大卒の選手が多い。一回り若いチームにそのまま敗れてしまうわけにはいかなかった。
5分後の後半32分、三洋電機洲本は13稲垣優也が左から上げたクロスを札大GPが一度跳ね返す。ところが札大GPにとって、ボールがこぼれたところが悪かった。こぼしたところがまずかった。ワンプレーで経験値の差が歴然と現れることになる。こぼれた先にいたのは三洋電機洲本の4森川祐輝。森川はこのこぼれ球を拾うと、右足で直接ボールを捉えてゴールへと叩き込んだ。

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見事なボレーシュートを決めた三洋電機洲本が同点に追いついた。

天国から地獄

歓喜から一転して振り出しに戻された札大GP。まだ同点と落ち着けばいいものの、さすが若いチームとあって動揺を隠しきれなかった。それが顕著に現れたのが同点から1分後のプレー。接触プレーに対する判定に思わず意義を唱えてしまった選手が2枚目の警告を受けて退場してしまった。それは監督兼選手の池内友彦だった。この場合は若さではなく、おそらく元Jリーガー特有の癖みたいなものだろう。ともあれ、一番やってはいけない選手が一番やってはいけないことをしてしまった。
気がつけば試合は三洋電機洲本がペースを握ったまま放さない。ロスタイムのラストプレーでは右サイドから決定的なシュートを立て続けにお見舞いするが、札大GPの守備陣が体をはって防ぎ切った。このプレーで後半が終了。グループBは2戦共にPK戦へ移行する事になった。

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3本で決まったPK戦!三洋電機洲本が勝利

理論上可能なのは知っているが、なかなか目撃することがない、非常に珍しいものをPK戦で目撃することになった。それはPK戦のスコア3対0。しかも3本目で決着がつく早業だ。それを成し遂げたのは三洋電機洲本。三洋電機洲本は3人のキッカーがきっちりとゴールネットを揺らしたのに対してGK浅野裕也が3連続セーブを達成した。札大GPのキックも全て枠内シュートだっただけにGK浅野の安定感が際立った。PK戦の得失点差も考慮される本大会においてこのPK戦3点差勝利は鍵になってくるかもしれない。

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FC町田ゼルビアvsV・ファーレン長崎:観戦レポート

江戸川で平日ナイター1557人

スーツにタオルマフラー。サッカー観戦を殆どしない人間にとってそれは異様な光景に映るらしい。以前、友人とスーツでサッカーを見に行こうとして他の友人に笑われたのを思い出した。そんな異様な光景が見られるのが平日ナイターの試合。多くの人が半ば無理をして駆け付けてきたのだろう。特にこれはJFLの試合だというのだから、それはもう非常にコアなサッカーファンが集まったはずだ。
FC町田ゼルビアV・ファーレン長崎のJリーグ順加盟対決。JFL昇格同期対決。上位対決。この対戦カードは角度を変えたらいくらでも煽り文句が出てきそうなくらいの注目の一戦となっていた。それを裏付けるかのように、平日ナイターの試合にも関わらず集まったのは1557人。金曜の夜に少し早目の週末がキックオフされた。

$ここからJリーグ-町田-長崎

必然の町田ペース

FC町田ゼルビアは速いプレスからボールを奪うとテンポよくボールを繋いで積極的に攻めるチーム。V・ファーレン長崎は低い位置でボールを奪ってからサイドを縦に鋭く抜け出すカウンターを得意とするチーム。試合は攻撃の町田と守備のV・ファーレン長崎がその特徴を色濃く出た。必然的にFC町田ゼルビアが攻勢で試合を進める。
開始から20分程はずっと町田が攻め続けた。開始1分には左サイドをオーバーラップした酒井良がゴール前へグラウンダー性のクロスを上げる。GKとDFの間を通す絶妙なパスだった。触ればゴールの状態だ。しかし走りこんでいた勝又の足には僅かに届かなかった。

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徐々に流れは長崎へ

V・ファーレン長崎は丁寧にラインコントロールして反撃の機会をうかがう。V・ファーレン長崎がようやく攻勢に出たのは25分が経ってから。町田が疲れたところでようやく攻撃権を譲り受ける形となった。V・ファーレン長崎はサイドチェンジを効果的に織り交ぜてサイドを上手に利用。縦に速いカウンターからチャンスを量産した。
30分には左で起点を作ると逆サイドに一度振ってから素早く中央へ展開する。PA前でボールを受けたのは有光亮太。有光はすぐさま切り替えしてDFを振り切ると、すかさず左足を振り抜いた。これは僅かに左へ逸れてしまったが、V・ファーレン長崎が最もゴールに迫った瞬間だった。

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V・ファーレン長崎が攻めているからと言って町田が完全に守備的になっていたわけではない。今度は町田がカウンターを試みるようになった。しかしV・ファーレン長崎は丁寧なラインコントロールで町田のカウンターを殆ど許さない。しばらくV・ファーレン長崎の時間帯が続いた。
両者が長所を発揮しあった前半戦。非常に濃い45分をありがとう。

一瞬のほころび・・逃さなかった町田ゼルビアの強さ

後半はV・ファーレン長崎が先手を打つ。3回連続でCKを得るなど好機を作り続けたがあと一歩を押し込めなかった。前半には見せなかった攻撃的なV・ファーレン長崎。押し込むにつれてどんどんとラインが高くなっていったのはいた仕方がない。
FC町田ゼルビアはそれを見逃さない。ショートカウンターから2トップが連続でチャンスを得る。後半13分には勝又慶典が左サイドから中央へ持ち込んで粘り強くシュートを放つ。しかしこれはGK近藤健一が落ち着いて掴んだ。同13分には右サイドからPA内でボールを得た木島良輔がマークを振り切ってシュートを放つ。またしてもGK近藤に阻まれた。

ここからJリーグ-町田-長崎

連続でビッグチャンスを作ったFC町田ゼルビアにいよいよ得点の匂いがしてきた。FC町田ゼルビア・ゴールショーの開演だ。
1点目は後半17分。酒井良が中盤でタメを作ると、右サイドに走り込んでいた星大輔へスルーパスを送る。最終ラインを抜け出した星は素早く中央へ折り返した。ボールはGK近藤を通り越してファーサイドへ流れる。そこに走り込んでいた勝又はそれを簡単にゴールネットへ突き刺した。

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2点目は19分。右サイドをペナルティエリア内で突破した酒井良が中をよく見て優しいクロスを上げる。中央で構えていた木島はそれをゴールへと豪快に頭で叩き込んだ。

ここからJリーグ-町田-長崎

3点目は20分。カウンターから木島が一人でPA内に侵入すると、粘り強くボールをキープ。相手の守備を十分に引きつけたところで、走り込んできた味方にボールを預けた。そこには勝又、柳崎、星と3人もの選手が走り込んでいたのだが、ゴールゲッターとなったのは柳崎祥平。V・ファーレン長崎の守備は完全に崩壊していた。FC町田ゼルビアV・ファーレン長崎が立て直す間もなく一気に勝負を決めた。

ここからJリーグ-町田-長崎

一瞬で3点を失ったV・ファーレン長崎も反撃を試みたのだが、余裕をもって守るFC町田ゼルビアの守備は堅く、崩せなかった。リアクションサッカーの限界というべきか、V・ファーレン長崎は完全に引いた状態の相手を崩すだけの手段を持ち合わせていなかった。ビッグチャンスを立て続けに作ったFC町田ゼルビアはそのままV・ファーレン長崎を寄り切った。

町田じゃなくても町田のホーム

ひとつ忘れていたことがある。今回の試合会場となった江戸川陸上競技上は鳴り物禁止という話題だ。江戸川陸上競技場は鳴り物どころかメインスタンドの声だし応援禁止という、サポーターにとって何とも厳しいルールの中で行われた試合であった。それでも気がつけばスタジアムは鳴り物禁止を感じさせない盛り上がりを見せていた。
試合内容が良かったというそれもあるだろう。ホームのFC町田ゼルビアが勝ったというのもあっただろう。しかし、もし消極的な試合だったとしても盛り上がりは変わらなかったかもしれない。鳴り物がなくても手拍子で盛り上がれる応援を扇動した町田サポーターとそれに応えたメインスタンド。それはいつも野津田運動公園で見ていた光景と何ら変わりがない。場所がどこだろうと、どんな応援規制がかかろうと、そこはやはりFC町田ゼルビアのホームゲームだった。
今期は普段のホーム野津田が使えない。FC町田ゼルビアは残りのホーム試合で市外近隣の競技場を点々とすることになっている。それでもそこにゼルビアがある限り、町田は町田のホームゲームを作り上げていくことだろう。

$ここからJリーグ-町田-長崎

もちろん、変わらず元気に声援を送り続けたV・ファーレン長崎サポーターの存在も欠かせなかったのは言うまでもない。平日にもかかわらず遠くから東京までお越しいただきありがとうございました。

ゆめ半島千葉国体2010成年男子決勝「秋田県vs宮城県」:観戦レポート

4日間の激闘もついに幕を下ろすことになる。47都道府県の頂点を極めるのは秋田県か宮城県か。国体成年男子最後の舞台は晴天の心地よい気候の中でキックオフを迎えた。

$ここからJリーグ-秋田宮城

開催地千葉県が盛り上げた3位決定戦を終えて観客の数が一気に減ったというのもあったかもしれない。非常に静かな決勝戦だった。それは退屈や長閑さを表す静けさではない。しんと張りつめた緊張感を表す静けさだ。試合は開始とともに宮城県がサイドから中央へ楔を入れながら押し気味に進める。しかし秋田県の守備が堅く、宮城県はなかなか攻めきれない。宮城県が攻めて秋田県がカウンター。一見すれば宮城県が優勢に見えた。それでも秋田県のカウンターは精度が高いためどちらに転ぶのか全く分からない展開となっていた。

秋田県・・悔やまれるPK失敗

一進一退。いや、宮城県の三進一退ぐらいか。そんな言葉はこの世に多分ここでしか使われないがそんなことはどうでもよい。淡々と時間を消費していると試合は前半24分に最初のクライマックスを迎える。秋田県がカウンターで右から攻め上がると、中央に走り込んでいた小笠原正樹がPA内で倒されてしまった。判定はPK。劣勢に見えた秋田県が決定的なシーンを迎えた。
キッカーは9菅原太郎。菅原は右隅をよく狙ってボールをけり込んだ。よく狙ったのがよくなかったのかもしれない。シュートの軌道はGK山内達夫に完璧に読まれてしまい、絶好機を逃した。後からどう振り返ってもこれがターニングポイントとしか考えられない。

$ここからJリーグ-秋田宮城

前半終了間際に宮城県が先制

PKの場面でゴールが決まったならまだしもスコアレスなのだから状況は変わらない。しかし風向きは確実に宮城県へと向いた。前半32分、宮城県は左から中央へと配球する。PA手前でボールを受けた9澤口泉は簡単に左足を振りぬく。放たれたシュートは一直線にゴール右隅を目指してゴールネットを揺らした。宮城県が前半終了間際に奪った先制点を守りきって前半を終える。

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後半開始直後の追加点

後半は開始から間もなく試合が動く。後半2分、宮城県は遠目の位置でFKのチャンスを得ると、キッカーの7大瀧義史が単純にゴール前へ放り込む。放たれたボールは最終ラインとGKの間という絶妙な空間を目指した。宮城県はこのチャンスをものにする。宮城県は5山田佑介が落下点に走り込むと頭で合わせた。後方からの難しいチャンスだった。それでも山田が捉えたボールはゴール右隅を目指してゴールネットを揺らした。宮城県が後半立ち上がりという非常にいい時間帯で追加点を奪った。

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2点のリードを得た宮城県はあとは余裕をもって守るだけだ。宮城県は守備に人数を割いて秋田県の攻撃を跳ね返す。準決勝で1点を守りきった宮城県が2点を守りきるのは非常に現実的だった。

秋田県のゴールは遠く・・宮城県が守り切って優勝

秋田県はゴール前を堅める宮城県の守備を崩せないまま時間を過ごす。それでも後半のシュート数が8本と公式記録に記載されているのは遠目からでも積極的にシュートを放ったからだ。後半16分にはカウンターから左サイドを突破して最後は10前山恭平が中央でミドルシュートを放つ。しかしこのシュートは左にそれてしまった。

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秋田県の後半のシュートは8本打てば1本くらいは入っていてもよかったかもしれない。たまたま、秋田県のシュートが入らなかっただけ。両者には単純に戦術の違いがあっただけで歴然とした差はなかった。前半の秋田県のPKが入っていたらまたどうなったか分からない。そんなわずかの差で勝負が転がってしまうサッカーの奥深さを味わった決勝戦となった。
宮城県は単独としては初の国体成年男子制覇。またひとつ宮城県に、市原臨海競技場に、国体に、日本のサッカーに歴史が刻まれた。

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大会総括:東北地域が日本のサッカーをけん引する日

降りしきる雨のなか開幕したゆめ半島千葉国体2010サッカー競技成年男子。4連戦のうち3試合を雨の中で行うという酷な気候の中を戦うことになった。特に成年男子は市原スポレクパークで組まれるときは大半を人工芝のDグラウンドに割り当てられてしまっておりそれはまあひどい状態だった。4連戦以上にタフな戦いを求められた大会であったと言える。
そのタフな戦いを勝ち抜いたのが宮城県。私は宮城県の4試合をすべて見ることが出来たのだが、宮城県は攻守共に完璧なのはもちろん、勝負強さで他を圧倒していた。ああ、これが全国リーグを戦うチームの姿なのか。北海道には追いつかれてからロスタイムに決勝点を上げる劇的な勝利をあげた。長崎県には先制されながらもしぶとく追いつき、PK合戦ではシーソーゲームをものにした。千葉県には完全アウェーをパーフェクトゲームで乗り切った。秋田県には紙一重の勝負どころで勝ち続けて勝利した。こうして並べてみると、トーナメントで優勝するのがいかに難しいことかよく分かる。
決勝戦は秋田県と宮城県のJFL東北ダービーとなった。私はこの決勝のカードが実現したのは偶然とは思えない。Jリーグの東北2チームがJ1で顔を合わせているように、東北地域のサッカーの質は確実に高いところにある。それはJ1モンテディオ山形、J1ベガルタ仙台、JFLブラウブリッツ秋田、JFLソニー仙台FCや東北リーグをけん引する福島ユナイテッドFCグルージャ盛岡に限った話ではない。先日、全社の東北予選を観戦してきたのだが、出場しているそれぞれのチームに個性があって強みがあった。東北地域のサッカーは今まさに進行形で向上の過程にある。このまま進化と切磋琢磨を続ければ東北が日本のサッカーを支える日が来るかもしれない。そう思ったゆめ半島千葉国体だった。

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ゆめ半島千葉国体2010成年男子3位決定戦「群馬県vs千葉県」:観戦レポート

市原臨海に帰ってきたtonan前橋

群馬県選抜チームの元になっているのはtonan前橋という関東1部リーグのクラブチーム。会場は市原臨海、ステージはトーナメントの3位決定戦。昨年の全国社会人サッカー選手権大会、通称で言うところのを全社を思い出さないはずがない。ところで、この際会場とステージは同じだろうという突っ込みは不要でお願いしたい。
本大会であるゆめ半島千葉国体のリハーサル大会として行われた全社の3位決定戦のステージに当時関東2部のtonan前橋は立っていた。相手は北信越リーグ1部のAC長野パルセイロ。諸事情は割愛するが、tonan前橋は格上に当たるAC長野パルセイロに対して勝利を収めて3位に輝いている。しかも先制されて後半ラストプレーで追いつき、延長で覆すという劇的な試合だった。私は割愛した諸事情も全部くるめてその試合を2009年のベストマッチとして記録。一生忘れることのない試合となった。
tonan前橋が群馬県チームとして市原臨海に帰ってきた。昨年の全社では市原市長が印象に残るコメントを残して大会を締めくくっている。「来年も(国体チームとして)この舞台に帰ってきてください」。JFLのチームも普通に出てくる国体で、まさか本当に帰ってくるチームがあるとは思うまい。
試合が始まるまで、3位決定戦の観戦レポートについては以上の様なプロローグから始めようと決めていた。題して「帰ってきたtonan前橋」。ところがいざ試合が始まると私の執筆プランは見事に崩れてしまう。3位決定戦の主人公は開催地千葉県チームが全部もっていってしまった。

千葉県がホームの力を発揮

メインスタンドには幼稚園から小学生まで多くの児童が団体で観戦しに来ており、か弱くもよく通る声援が送られ続けた。バックスタンドには千葉県の青いユニフォームを着たサポーターがジェフリザーブズの応援を元にしたチャントを歌い続ける。これぞホームスタジアム。ピッチの中の選手にもそれが十分伝わったようで、前半開始から千葉県が一方的に攻め込んだ。
4分には右サイドのクロスから4瀬田達弘がポストとなってボールを落とす。5宇野勇気がすかさず落としたボールを拾ってGKと一対一のシーンを作ったが、これは阻まれてしまった。押し込んだ。とにかく押し込んだ。昨日の準決勝でシュート4本だったチームとは思えないぐらいに元気よく攻め立てた。

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群馬県が安定して攻め始めたのは開始から10分がたってからのことだった。群馬県はサイドを上手く使って攻撃の起点を作る。良い崩しは出来ていたのだがフィニッシュのシーンでなかなかかみ合わない。昨日の準決勝でも気になった点ではあったが1日で何とかなるものではない。攻撃が上手くいく時を待つしかなかった。
さらに群馬県はボールを奪われても前線から激しくプレスをかけて千葉県からそれを奪おうと試みる。ところが集中力が高くなっていた千葉県がそれに屈するはずもなく、丁寧に裁かれては攻撃へ転じるのを許してしまった。

前半終了間際に千葉県が先制

35分ハーフの34分。ついに歓喜が訪れる。千葉県は右の6柳明基から左の8福田健へと展開し、攻撃の起点を作る。福田があげたクロスはゴール前で11鳥養祐矢の頭を捉えた。鳥養はダイヴィングヘッドでそれをゴールへと豪快に叩き込んだ。ホームの歓喜あふれるスタジアム。鳥養はチームメイトと喜びを分かち合った後、メインスタンド側に来て宙返りを披露。スタジアムに満ちた歓喜のボルテージをさらに上げた。と同時に開始から随分と痛そうにしていた腰が何ともないことを証明した。開催地千葉県が前半終了間際に先制点を奪っていい流れのままハーフタイムを迎えた。

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後半は群馬県のターン!?

後半に入ると、昨日同様に群馬県が攻勢に出る。全体を押し上げて前線に人数をかけることで攻撃で優位に立った。ところが昨日同様の攻撃を見せたということは昨日同様にカウンターを食らい続けるということになる。後半6分、カウンターから一人抜け出した鳥養にPA内まで侵入されると、丁寧なシュートを放たれる。これはGK鏑木豪が何なく防いだが、ハイリスクな状態は続いた。

まさかの得点取り消し・・

そして事件が起こる。後半22分。千葉県はPA前でフリーキックのチャンスを得ると、少し間を得てから絶妙なタイミングでリスタート。誰もが集中を切らしていたシーンで抜け出したのは途中出場の10佐藤悠希。佐藤は混乱に乗じる形でそのままゴール前へとボールを運ぶ。十分に詰めたところで大きく開いていたゴールにボールを放り込んだ。一瞬の隙をついた千葉県が2点目を追加してみせた。

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納得のいかない形で失点を喫した群馬県は主審にもう抗議。国体らしからぬ一触即発の事態となった。そんなことをしても判定は覆るはずがないのに。
珍しいこともあるものだ。判定が覆った。いや、ゴールの判定を私自身がきちんと確認し損ねていたので正しくは「判定が覆る」というのは誤解かもしれない。プロセスはどうであれ、そこで行われた現象として、千葉県のゴールは取り消され、FKのやり直しとなった。

ゴール取り消しを取り消す追加点

何かしら心当たりがあったのか、勝っていた余裕からか、千葉県の選手はすんなりと再びボールをセットする。最悪の事態は免れることとなった。9蓮沼剛はやり直しのFKで直接ゴールを狙うと、綺麗な軌道を描いてゴールネットを揺らした。やり直そうが直さまいが結果的に2点目が入った。

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反撃したい群馬県

なかなか攻撃が実らない群馬県は2点のビハインドを負った。昨年は1点のビハインドだったからまだ何とかなったのかもしれないが、2点はさすがに難しい。まして千葉県は余裕を持って守っている。群馬県は後半25分にはカウンターから13小川雄司が溜めを作って中央に走り込んでいた10渋谷知史に展開する。渋谷は思い切りのよいミドルシュートを放ったが、ボールは遠く高く飛んで行った。

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余裕の千葉県!GK上野がフィールドプレイヤーとして登場

千葉県は勝利を確信したからか、3位決定戦という舞台だったからか、控えのGK上野拓也をフィールドプレイヤーとして後半33分に投入する。普段からジェフリザーブズを応援しているようなコアなファンしか分からないネタがゲームに投入された。宇野勇気と交代で入った上野はそのまま前線に張り付いてワントップ気味にボールを追いかける。コアなファンからは「上野!ゴール!」と声援を引きだしたものの、知らない人には何が起きているのやらの状態だったに違いない。ゴールはならなかったが、千葉県はずいぶんなファンサービスをする余裕を見せて大会を締めくくった。

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勝った千葉県は3位で大会をフィニッシュ。開催地として最終日まで大会を盛り上げる最低限の役割を果たした。群馬県は敗れてしまったものの地域リーグ単体チームとしての4位入賞は素晴らしい成績。tonan前橋として、10月に山口県で行われる全社へ向けていい経験値を稼いだ。tonan前橋は攻撃に迫力を欠くものの、守備では十分に戦える状態にあり、試合のコントロールも出来る。2年連続で高みへと上り詰めたこのチームが全社で再び晴れの舞台に立つのはもはや波乱でも何でもないだろう。

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