Chukyo univ.FC vs 矢崎バレンテ:観戦レポート

全国社会人サッカー選手権大会東海予選第1回戦。長良川球技メドウでの第2試合はChukyo univ.FC矢崎バレンテが対戦した。共に今季は東海1部を戦っており、下位で定着している。全社本戦出場へFC岐阜セカンドの壁に立ち向かうのはどちらのチームか。曇り空は第一試合後に青空へと移り変わっており、強烈な日射しがピッチを照りつけていた。
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拮抗した展開で矢崎バレンテが多くのシュート

東海1部下位グループ同士の対戦とあり、試合は立ち上がりから拮抗した。互いに前線へ早くボールを送り込むのだが、なかなか収まらない。ボールは行き場を常に否定される形で前へ後ろへと運ばれた。その中でシュートまで持ち込めていたのは矢崎バレンテだった。

前半12分、矢崎バレンテは左サイドからのクロスの流れ弾をMF18河井雄一郎が拾ってシュートを放つ。よく狙って放たれたシュートではあったが、GKの正面を突いた。前半16分には速攻からFW9井口大輔が右サイド高い位置でボールを保持し、勢いをそのままにシュートを放つ。しかしこのシュートは緩い弾道を描き、GKにきちんとキャッチされた。
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Chukyo univ.FCはMF内木健智が突破口

押され気味となったChukyo univ.FCは右サイドハーフのMF20内木健智が突破口となる。MF20内木健智は右サイド裏を常に狙い、Chukyo univ.FCの攻撃の起点となっていた。前半19分、Chukyo univ.FCは右サイドをMF20内木健智が突破し、折り返しのこぼれ球をフリーになっていたMF24小山将矢が拾ってシュートする。このシュートはGKの正面をついてしまったが、Chukyo univ.FCがやろうとしていた攻撃のひとつが具現化した。
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前半32分、Chukyo univ.FCは右サイドからボールを繋ぎ、最後はペナルティエリア内でMF20内木健智が反転してシュートを放つ。意表を突いたシュートではあったが、GKの素晴らしい反応に屈した。
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決めきれない矢崎バレンテがオウンゴールで失点

第1試合は少し肌寒いくらいだったが、第2試合はとにかく日射しが強く暑かった。幸いにしてスタンドには屋根がありその被害を受けることはなかったが、ピッチの上はさぞかし大変だったと想像できる。このコンディション差がChukyo univ.FCの若さに還元されたか、後半立ち上がりはChukyo univ.FCがボールを支配する。反撃に出たいChukyo univ.FCが試合の主導権を握った・・はずがChukyo univ.FCはボールを回しつつもなかなか攻めきれない状況に変わりはなかったりする。後半5分、矢崎バレンテは右サイドのクロスからDF3大森敬之がピタリと合わせたヘディングシュートをはなったが枠外に外れる。
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一方の矢崎バレンテはシュートを放てど決めきれない。こういう決めきれない流れは不思議と逆流してくるもの。矢崎バレンテはそんなサッカーの不思議に襲われることになった。後半16分、矢崎バレンテは自陣ゴール前で左サイドからMF20内木健智に送り込まれたボールを処理しきれず押し込んでしまう。オウンゴールで先制されてしまった。
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決まらない矢崎バレンテ・・Chukyo univ.FCは守り切り体制へ

ラッキーな形で先制したChukyo univ.FCではあったが、これも前半からひとつの形として狙っていた攻撃が実ったもの。それはさておき、Chukyo univ.FCは拮抗した展開でどうでるかというのがひとつの焦点だった。この焦点に対する答えは体力的に優っていたという優位もあったからか、守ってカウンターという戦い方で統一された。

必然的に矢崎バレンテの攻撃機会は増える。後半19分、矢崎バレンテは左サイドのクロスからファーサイドでMF18河井雄一郎が狙い澄ましたヘディングシュートを放ったが、GKの正面を捉える。
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後半29分、矢崎バレンテは左サイド角度のないところからMF18河井雄一郎がシュートを放つ。至近距離から放たれた強烈なシュートはGKが弾き、クロスバーを叩いた。
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後半35分、MF13田中淑史の直接FKは大きく外れる。
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Chukyo univ.FCの若さ勝ち

試合はChukyo univ.FCが1点を守りきって勝利した。多くのシュートを浴びせられながらオウンゴールの得点を守りきるとは何ともフットボールを感じる。決定力の差として片付けてしまうのもいいかもしれないが、暑いコンディションで無理をしなかったChukyo univ.FCの方が結果的に報われたというまとめ方の方が個人的にはしっくりくる結果だった。GKをはじめとした守備面での安定ぶりも決して無視できない。若さで敗れる試合もあれば若さで勝つ試合もある。フットボールの面白い一面を目の当たりにした。
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