アミティエSC vs デッツォーラ島根:観戦レポート

地域サッカーリーグ決勝大会第2節。関西王者のアミティエSCと中国王者のデッツォーラ島根が対戦した。第1試合の結果により、アミティエSCはこの試合で勝てば一次ラウンド突破へ非常に有利な立場になる。デッツォーラ島根は負ければ敗退が濃厚となる背水の陣だ。会場は引き続き郡山西サッカー場。天気は雨予報ながらなんとかもっている。
20121117-185244.jpg

堅守アミティエSC、攻めきれないデッツォーラ島根

試合は前半から全く動きがなかった。はじめは手探り状態なのかとかんくぐったが、どうも原因はアミティエSCが攻撃に人数を割かない点にあるらしい。デッツォーラ島根こそサイドバックが攻撃参加してサイドの裏を突けていたが、最後の最後で合わずに弾き出される場面が目立った。前半25分、デッツォーラ島根は左サイドのクロスからGKが弾いたボールをMF18安藤俊輔が狙ったが、ラインぎわでアミティエSCのDF26大久保翼が頭で弾く。
20121117-185808.jpg
ところでアミティエSCはGKが果敢にボールを処理しに行っていたが、それ程にアミティエSCの守備は的確で信頼できるものだった。

対するアミティエSCは人数をかけずともカウンターから速攻でサイドをえぐり、デッツォーラ島根のゴールへと迫っていた。前半32分、アミティエSCは左サイドから持ち込み、マイナス方向のクロスをフリーのMF11須ノ又諭がシュートするが、枠を大きく外れる。アミティエSCは高い位置でボールを奪えることが多く、ショートカウンターからいく度もデッツォーラ島根のゴールを脅かした。
20121117-190644.jpg

攻め急ぐデッツォーラ島根

前半は大きな動きを見せないまま45分をスコアレスで消費した。デッツォーラ島根がよく攻めたと見るか、アミティエSCが上手くコントロールしたと見るか。おそらく狙い通りに試合を運べていたのはアミティエSCの方だ。デッツォーラ島根はハーフタイムにDF5河村旬記に替えてMF23田栗史康を投入するなど変化を見せた。

後半の焦点はデッツォーラ島根がどう変化を見せてくるかという点になったが、一方でアミティエSCの守備的な戦い方は全くブレない。勢いに乗ろうとするデッツォーラ島根をシャットアウトし続けると、いよいよ試合が動きはじめる。

アミティエSCのラッキーゴール

後半4分、アミティエの得点者はMF14守屋鷹人。MF14守屋鷹人は本日1点目。アミティエSCが前線へ放り込んだボールは飛び出していたGKがクリアしようとしてミスキックする。そのこぼれ球を追いかけていたMF14守屋鷹人が拾い、無人のゴールへ綺麗な弾道のシュートを放り込んだ。どこかで無理をしないとならなかったアミティエSCにとって、非常にラッキーな先制点となる。デッツォーラ島根はもしかしたら攻め急ぐ気持ちがそのままこのプレーに表れてしまったのかもしれない。
20121117-191622.jpg
ラッキーな先制点を奪ったアミティエSCは後半19分に右コーナーキックから追加点を奪う。アミティエSCはゴール正面の遠目の位置に放り込んだボールを頭で合わせると、ゴール正面に残っていたMF11須ノ又諭がさらに頭で弾道を変えてゴールへ流し込んだ。アミティエSCが勝利を引き寄せる2点目を追加してみせた。
20121117-192146.jpg

1点が遠いデッツォーラ島根

後がなくなったデッツォーラ島根だったが、余計に守りを固めたアミティエSCを崩すのは困難なミッションとなる。引いて上がらないアミティエSCの最終ラインを相手に積極的にボールを送り込むが、ことごとく跳ね返される。後半27分、デッツォーラ島根は右サイド後方で得たFKから放り込んだボールをFW9小笠原宏樹がピタリと頭で合わせたが、シュートは枠を外れた。決めておきたい場面は多々あったが、シュートを決めきれないことを責めるより、完璧なリスク管理で跳ね返し続けたアミティエSCを褒める方が正しいようだ。
20121117-192622.jpg
1点でも取り戻したかったデッツォーラ島根は最後まで攻め続けたが、結局アミティエSCの守備を崩すことは叶わなかった。アミティエSCが2点を守り切って勝利。2連勝でAグループ単独首位に立った。
20121117-193012.jpg

関連ニュース
関連試合
関連レポート

検索

Twitter

Facebook