東京23FC vs 海上自衛隊厚木基地マーカス:観戦レポート

KSL市原カップ第2回戦。関東2部の東京23FCと海上自衛隊厚木基地マーカスが対戦した。東京23FCは今年の関東2部で優勝を果たしている。一方の海上自衛隊厚木基地マーカスは危うく残留争いに首を突っ込みかけた。そんなリーグ戦は関係なくすべてフラットな立場となるカップ戦の初戦。東京23FCがその強さを見せるのか、海上自衛隊厚木基地マーカスが国家自慢の精神力で勝負を制すか。
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攻めあぐねるマーカス、手応えつかむ東京23FC

試合はかなり慎重に始められる。互いに互いを意識しているのがよく分かり、リスクをかけない試合が繰り広げられた。前半を10分と過ぎても攻撃の形らしいものは見かけない。しいて言うのであれば海上自衛隊厚木基地マーカスがある程度前までボールを運べていたこと。ただし無理なシュートしか放てておらず、東京23FCの脅威とはならなかった。
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時間の経過と共に東京23FCがコツをつかんでくる。東京23FCは両サイドで丁寧にボールを捌いて前進を図る。突破を決めた暁には素早いクロスをゴール前へ放り込んで海上自衛隊厚木基地マーカスのゴールを脅かした。前半20分、東京23FCは右サイドFKからあげたボールのこぼれ球をMF4山崎健太が正面で拾ってシュートするが、僅か上に外れる。流石に一筋縄でいかなさそうな状況ではあったが、東京23FCは手応えをつかんでいた。
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東京23FCが素早く2点先行

やがてスコアは必然性の元で動く。前半24分、東京23FCは右コーナーキックからゴール正面でもつれたボールの流れ弾がMF6安東利典のモモに当たり、ゴールネットを揺らす。
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前半44分、東京23FCは中央から右サイドに素早く開き、そのまま素早く折り返したボールをファーから素早く飛び込んできたMF13三沢慶一が頭で合わせて追加点とする。攻めあぐねる海上自衛隊厚木基地マーカスを振り切って東京23FCが2点を先行し、前半を終えた。
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海上自衛隊厚木基地マーカスの迎撃

後半にはいると海上自衛隊厚木基地マーカスのエンジンがかかる。前線からのプレスが激しくなり、東京23FCを一切寄せ付けない。全国自衛隊サッカー選手権大会で見たような鬼運動量をここで発揮。最初からやっておけばという気もするが、専守防衛の精神はここに。いや、余裕で攻め込んでいるが。

後半3分、海上自衛隊厚木基地マーカスはDF2川手龍之介が相手最終ラインでボールを奪ってGKとの一対一を迎えたが、シュートはGKに止められる。後半9分には速攻で左サイドからクロスを送り込み、GKが弾いたボールをMF10青木大学が詰める。ただし、シュートは足元に入って打ち上げてしまった。
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東京23FCの容赦ない追加点

確実にゴールへと迫ってくる海上自衛隊厚木基地マーカスに東京23FCは手を焼くが、海上自衛隊厚木基地マーカスがそれほど正確なプレーを仕掛けてこなかっったのは東京23FCにとってラッキーだった。海上自衛隊厚木基地マーカスの攻勢を凌いだ東京23FCは更に点を重ねる。後半23分、相手のハンド(?)で得たPKをFW10山本恭平が右隅に決めて3点目とする。後半27分には右コーナーキックから放り込んだボールをFW11山本孝平が合わせ、GKが弾いたボールをMF4山崎健太が詰めた。
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東京23FCが確実に圧勝

試合は東京23FCが関東2部王者の力を見せつけて4-0で圧勝。順当に2回戦へ駒を進めた。正直なところ、全国社会人サッカー選手権大会で地域サッカーリーグ決勝大会への道を阻まれて消沈しているのではと余計な心配をしていたのだが、全くそんなことはない。そこには一瞬一瞬を大切に勝負し、次に繋げる戦い方ができている東京23FCの選手の姿があった。またさらに強くなるのではと思うと恐ろしい。
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