FC町田ゼルビア vs カマタマーレ讃岐:観戦レポート

JFL前期第1節「FC町田ゼルビアvsカマタマーレ讃岐西が丘サッカー場で行われるはずだった開幕戦は不幸により最終節へと振り返られた。奇しくもその振替試合が町田市陸上競技場になったのだかFC町田ゼルビアにとって不幸中の幸いというものなのだろう。FC町田ゼルビアはこの試合を残してJリーグ加盟条件である4位以内をほぼ決定。大敗でもしなければJリーグという状況だった。天気は雲ひとつない快晴。強い日差しが会場を温めた。

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押す讃岐、カウンター狙いの町田

押し気味に進めたのはカマタマーレ讃岐だった。カマタマーレ讃岐はサイドからの中央へ向けて丁寧にボールを繋ぎFC町田ゼルビアのゴールを目指す。序盤からコーナーキックのチャンスを作るなどFC町田ゼルビアのゴールを目指した。

試合の主導権を握られたFC町田ゼルビアは少ないカウンターの機会から先制を狙う。FC町田ゼルビアはボールを奪うと前線のFW19北井佑樹やFW7勝又慶典、MF10ディミッチにボールを当てる。そこから繰り出す速攻でカマタマーレ讃岐のゴールを脅かし続けた。

上手さよりもがむしゃらに・・町田が先制ゴールこじ開ける

前半8分、FC町田ゼルビアはカウンターからMF19北井佑季が抜け出す。右に開いていたFW10ドラガンディミッチへ繋ぐと、ディミッチはフリーでシュートを放った。ボールは弧を描いてゴール左上を目指したが、枠外に外れた。FC町田ゼルビアは他にもFW7勝又義則がオーバーヘッドシュートを放つなどゴールに対する積極性を見せた。

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積極的にシュートを放ち続けていたFC町田ゼルビアが報われたのは前半42分。FC町田ゼルビアは左から送り込まれたクロスのこぼれ球をFW10ディミッチが詰めた。このプレーでもそうだったが、FC町田ゼルビアのクロスは決して精度がいいとは言えなかった。ゴールに対する執念が生み出した先制弾だった。

1点を奪われたカマタマーレ讃岐。前半30分、MF29喜山康平が味方を壁に使いながら中央突破しシュートを放つなど良い場面はいく度か作った。しかし決定的な場面少なく前半を終えてしまった。前半は1-0でFC町田ゼルビアがリードし、折り返す。

後半1分に讃岐の喜山が退場

後半1分、反撃の狼煙を上げたいカマタマーレ讃岐に不足の事態が発生する。攻撃の核となっていたMF29喜山康平が2枚目の警告を受けて退場してしまったのだ。

数的不利に立ったカマタマーレ讃岐はもはやこれまでかと思われたが、意外とそうでもなかった。後半4分、カマタマーレ讃岐はカウンターからFW11西野泰正が抜け出して右から攻め上がっていたFW9石田英之へボールを渡す。シュートはGK22吉田宗弘に防がれたが、シンプルなカウンターから得点を狙うことでかえって決定機を増やした。

FC町田ゼルビアが数的優位に立ったことでカマタマーレ讃岐が押し気味に進めていた構図は崩れた。攻守を定期的に入れ替えながら互いにゴールに迫り続けた。スコアこそなかなか動かなかったが、攻撃対攻撃の見応えのある試合展開となった。

FC町田ゼルビアが突き放して勝利

一進一退の展開の中、次の1点をこじ開けたのFC町田ゼルビアだった。後半42分、FC町田ゼルビアは右サイドからGKを振り切る速いクロスをゴール前へ送り込むと、最後はフリーになっていたMF28星大輔が叩き込んだ。試合を動かす貴重な2点目はFC町田ゼルビアの追加点だった。

カマタマーレ讃岐は終盤にGK24瀬口拓弥を攻撃参加させるなど最後までゴールに迫ったが、ゴールが遠いまま試合終了を迎えた。試合はFC町田ゼルビアが前後半に1点ずつを叩き込んで勝利。勝利でJリーグ加盟条件の4位以内を勝ちとった。

ほぼ間違いなく、FC町田ゼルビアのJリーグ加盟は達成される。1000人も入らなかった町田市陸上競技場も今日は7,268人もの観客が訪れていた。キノコだらけだった芝生席も今は立派なスタンドとなっている。そして2年連続で達成したJFL4位以内という成績。ALL POWER MACHIDA 町田に関わる全ての努力が報われる瞬間まであと1日余り。JFL卒業試合はFC町田ゼルビアにとって最高の好ゲームとして語り継がれることだろう。

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