藤枝MYFC vs HOYO AC ELAN大分:観戦レポート

地域サッカーリーグ決勝大会決勝ラウンド第2節第1試合。藤枝MYFCHOYO AC ELAN大分が対戦した。初戦で勝利した藤枝MYFCと初戦で大敗したHOYO AC ELAN大分。次に重ねる勝ち点3はいずれの立場でも大きな意味を持つ。雨あがりで冷え切っていた前日とは違い、この日は曇りではあったが時折晴れ間が差し込んでは大地を温めていた。土曜日に差し掛かったとあり、会場には前日以上のお客さんが駆けつける。多く訪れていた藤枝MYFCのサポーターが独特の応援で会場を温めた。

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攻めきれない藤枝MYFC、一発狙うHOYO

先に主導権を握ったのは藤枝MYFC藤枝MYFCは左右サイドの高い位置までボールを運び、サイドからの打開を図る。しかしなかなか決定機が訪れない。FW9アランやFW14石田祐樹を累積で欠いた影響が無くはなかったのかもしれない。それ以上に影響していたのはHOYO AC ELAN大分の守備陣。 藤枝MYFCが狙うゴール前にはHOYO AC ELAN大分の守備陣が整然と構えており、決して乱れない。藤枝MYFCはFW11西山貴永らが遠目からシュートを何本か放ったが、決定的な場面は作れなかった。

守り続けていたHOYO AC ELAN大分。 守り続けていればいずれおとずれる攻撃権。HOYO AC ELAN大分は最初の10分を守りきると、いよいよ攻撃が機能し始めた。2トップを中心とした前線の4人を軸にHOYO AC ELAN大分の攻撃が展開される。決して前線に人数をかけない少数精鋭のスタイルは高知での1次ラウンドで見たそのままのHOYO AC ELAN大分だ。

前半16分、右サイドからのクロスをファーサイドで余っていたDF2田中淳也が頭で合わせたが、ボールはGKの正面を突いた。前半25分にはGK不在となっていた藤枝MYFCのゴールに向けてFW17堀健人がロングシュートを放ったが枠外に外れる。HOYO AC ELAN大分藤枝MYFCの攻撃を交わしつつ、徐々に攻撃の勢いを作っていった。

攻めきれない藤枝MYFCと守りながら一発を狙うHOYO AC ELAN大分。前半はスコアレスで終えた。

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後半にペースを掴んだHOYO AC ELAN大分

後半に入るとHOYO AC ELAN大分が動き出す。HOYO AC ELAN大分は長身のDF2田中淳也を積極的に前線に上げるなど攻撃の機会を作る。後半の立ち上がりこそ藤枝MYFCが攻撃的に進めていたが、HOYO AC ELAN大分も徐々に攻撃の時間を増やしていった。後半31分、HOYO AC ELAN大分はカウンターからFW17堀健人が最終ラインで突破し、攻撃の起点を作る。FW17堀健人が折り返したボールを後方から中央に走り込んでいたFW11中嶋雄大が勢いよく叩いたが、ボールはバーを直撃した。

HOYO AC ELAN大分が調子を上げるのと呼応して藤枝MYFCは少しずつペースダウンする。前後のコンパクトさを失い、決定機を作れそうな時に人数が足らない場面が増えていった。果たして3連戦の2日目という事情か、地域決勝という舞台の魔力か。後半39分、右サイドのクロスに合わせたMF19清水健普のヘディングシュートは力無くGKの正面へ落ちた。

粘りの藤枝と粘りのHOYO、粘り勝ったのはHOYO

HOYO AC ELAN大分のペースとなった後半戦、後半42分には藤枝MYFCのDF3奈良林寛紀が2枚目の警告を受けて退場してしまう。藤枝MYFCの人数が減ったところでこう着したこのまま試合終了を迎えてしまうのか・・という展開だが、何かが起きそうな予感は残す。というのも、藤枝MYFCHOYO AC ELAN大分も1次ラウンドで後半アディショナルタイムに試合を動かしている。決定機こそ少なかったが、最後まで気が抜けない展開が続いた。しかし期待は裏切られて試合はPK戦へ。PK戦はHOYO AC ELAN大分が7-6で制し、最終戦に望みをつないだ。

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