黒潮FC vs 東京23FC :観戦レポート

地域サッカーリーグ決勝大会グループC第1節第2試合は繰上げで四国代表となった黒潮FCと、東京都リーグ所属ながら全国社会人サッカー選手権大会を制した東京23FCの一戦。地元高知県のチームが出場するとあり、会場である春野運動公園球技場には第1試合よりも多くの人が訪れていた。天気は引き続きの雨。

東京23FCが得意の形で早々と先制

全国社会人サッカー選手権大会王者の東京23FCが下馬評通りに試合を支配する。 東京23FCはFW10山本恭平やMF17田村聡が高い位置でボールを収める事に成功し、サイドに散らす形でゴールに迫った。全社でも見せた形で東京23FCは先手をとった。

13分、東京23FCは右サイドをMF17田村聡が深くえぐると、マイナス方向へのパスを中央へ送り込む。中央でフリーになっていたMF9山下亮介がきちんと押し込んだ。東京23FCが得意の形で早い時間帯での先制に成功した。

黒潮FCはどん引きカウンター失策

黒潮FCは立ち上がりからワントップを一人だけ残して守備に徹する。東京23FCの攻撃を食い止める事こそできていなかったが、要所できちんと寄せて効果的なシュートを打たせていなかった。失点してからは全体で押し上げて攻撃を組み立てようと試みた。しかし2トップとなったFW19大西徹とFW9森和佐がなかなか落ち着いてボールを裁けず、攻めきれない。20分、黒潮FCは中央でボールを受けたFW19大西徹が前を向いてシュートをはなったがGKに阻まれた。

黒潮FCの反撃を受けた東京23FCは全く動じなかった。むしろ手薄になった黒潮FCの守備を前に縦方向へ面白い様にボールを回し続けた。緊張感の中にも余裕が感じられる試合運び。31分、東京23FCは右コーナーキックのチャンスを得る。このコーナーキックから上げられた鋭いクロスをDF3中山友規が頭で合わせた。ニアで引きつけて後方から狙う。お手本のようなセットプレーで東京23FCが追加点を奪った。

後半も東京23FCが攻め続ける

後半も東京23FCの優勢は変わらない。東京23FCは縦にボールを動かして黒潮FCの守備を翻弄する。更なる追加点は時間の問題といえる状態だった。黒潮FC東京23FCの攻撃をコーナーキックに逃がすのが精一杯。カウンターを仕掛ける場面もあったが、不発を続けた。

攻め続けた東京23FCは後半10分、左サイドから放り込まれたクロスをDF3中山友規が頭で合わせた。左右違えど2点目と同様に綺麗に飛び出したヘディングシュートであった。東京23FCがついに勝負を決める3点目を奪う。これにて勝負あり。

主力を温存しながらさらに追加点を重ねる

終盤に差し掛かると、東京23FCはMF8猪股聖哉やFW11山本孝平といった攻撃の要をベンチに下げる。余裕を持って試合を運べているだけに主力を温存しても全く問題なかった。

後半30分、東京23FCは中央でボールを受けたFW10山本恭平が一人で最終ラインを突破する。黒潮FCの守備は全くついていけなかった。FW10山本恭平が放ったシュートはゴール右隅へと収まった。東京23FCが4得点目を上げた。

後半42分、東京23FCはFW19岡正道が相手最終ラインでボールを奪うと、中途半端に飛び出してきたGKの間合いを見計らってボールをふわりと打ち上げた。 ゆっくりとした軌道を描いたボールは誰にも邪魔をされる事なくゴールマウスに吸い込まれた。

最初から最後まで攻め続けた東京23FCが5-0で黒潮FCを下し、初日を無難に消化した。この先、得失点差勝負となっても十分に戦えるであろう5得点。東京23FCがこのグループでひとつ優位に立った。

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