S.C.相模原 vs 愛媛FCしまなみ:観戦レポート

準決勝。全国社会人サッカー選手権大会で
最大の関心ごとともいえる全社枠は東京23FCのみで決まった。全社の準決勝と決勝は消化試合と揶揄される。披露がピークに達し、あとは栄誉と地域決勝に向けた経験の場として捉えられがちだ。第1試合はS.C.相模原と愛媛FCしまなみ。地域決勝へ向けて経験の場として完璧を求めるS.C.相模原と、今年最後の全国大会として栄誉を求める愛媛FCしまなみが対峙した。

「戦術マーティン」で相模原が戦術

試合の主導権を握ったのはS.C.相模原だった。 S.C.相模原は後方に人数をかけて愛媛FCしまなみからボールを奪うと、サイドに展開し、簡単にゴール前へボールを放り込む。9森谷佳祐と8水野和樹、18齋藤将基を縦に走らせて愛媛FCしまなみのゴールに迫った。

開始直後、S.C.相模原はFW18齋藤将基が幸先よくシュートを放つ。 8分にもFW18齋藤将基が左サイドを一人抜け出してゴール右隅を狙う。ボールはGKの脇を抜けたがゴール右に外れる。 この日の相模原は斎藤が抜け出すこのプレーが基本の攻撃パターンとなる。

11分、 18齋藤将基が左サイドを一人抜け出してゴール右隅を狙う。今度はきちんとゴールの枠を捉えた。S.C.相模原が先制した。

5連戦の4日目のはずなのだが、S.C.相模原は全くそれを感じさせなかった。 本大会でS.C.相模原を見るのはこれが初めてなのでなぜこれ程に動けるのかは分からない。ただ、S.C.相模原は守る時に前線からのプレスを積極的に仕掛けず、 厚みのある守備でボールを奪っていた。責める時も前線の選手を走らせる程度の攻撃で終始している。徹底した省エネサッカーが体力の温存に影響しているのかもしれない。

止まらないS.C.相模原。というより、止まらない齋藤将基。27分、S.C.相模原は齋藤将基がペナルティエリア内左側ゴールライン付近でボールを保持する。ためを作り、守備を十分に引きつける斎藤。愛媛FCしまなみはこの時点で折り返しを警戒するのが普通だ。しまなみのGKは斎藤を前にクロスを警戒し、DFがゴールマウスに立った。この守備シフトが裏目に出る。斎藤はゴールを狙って右足を振り抜いた。意表を突くシュートは愛媛FCしまなみの選手に当たり、ゴールの中に転がり込んだ。S.C.相模原が前半で2点のリードを奪った。

愛媛FCしまなみは19分にゴール正面でフリーキックの機会を得たが、15平家英紀が放ったシュートは右に外れる。愛媛FCしまなみが前半に掴んだ得点の機会と言えばこの程度。疲労を隠しきれず、S.C.相模原に翻弄されて終わった。

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