秋田県 vs 神奈川県:観戦レポート

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昨年行われた南アフリカW杯で話題となったブブゼラというのもを思い出した。ブブゼラの音は非常に大きく、試合会場では非常に不快なものらしい。しかし極東で電波を通して観戦していただけではただの雑音くらいにしか思えず、ああ、こういう文化なんだと、気にすることはなかった。

しかし、まさか下関市で、騒音の中でのサッカー観戦がいかに難しいものかというのを体験することになる。騒音の正体はスティックバルーン。学生の団体に満遍なく配られたそれは統一感なくしきりに叩かれたため、選手の声はもちろん、主審の短い笛やアナウンスまでもかき消した。試合前に「天皇皇后両陛下が・・」のようなアナウンスがかすかに聞こえた気がしたが、私の視界の範囲内に座っていた人は誰も起立していなかったので気のせいだろう。そう信じたい。

準決勝第1試合。秋田県と神奈川県の対戦となった。秋田県はJFLブラウブリッツ秋田の選手が中心となった選抜チーム。神奈川県は関東2部神奈川県教員SCや関東1部YSCCの選手などで組まれた選抜チームとなる。お大雑把に分類して「JFLvs地域リーグ」という構図。秋田県が優位と予想されたが、神奈川県がどこまでくらいつけるか。

攻撃的サッカーを見せた神奈川県

先に攻撃的な姿勢を見せたのは秋田県だったが、徐々に神奈川県へと攻撃権が移る。神奈川県は後方で丁寧にボールを繋いで前線の選手にボールを当てる。ポストプレーをうまく利用した鉄板とも言える攻撃的なサッカーを仕掛けてきた。

5分、神奈川県は右サイドからのクロスを最後は15平田順也が右足で合わせる。緩いシュートはGKがきちんと抑えた。

20分、神奈川県は右コーナーキックからゴール正面までボールを運ぶ。10鳥毛雄一がゴールを背にしてボールを保持したが、DFを背負いながら放った振り向きざまのシュートは失敗に終わった。

24分、神奈川県は縦パス1本で15平田順也が抜け出す。高めになっていた秋田県の最終ラインをよく見ていたプレーだったが、オフサイドの判定を取られた。

33分には敵陣で前を向いてボールをもった10鳥毛雄一が左から右方向へ、秋田県の守備陣2人を交わし、最後は右足を振り抜く。 神奈川県は幾度も秋田県のゴールに迫った。さすが人材の宝庫とも言える首都圏チーム。その構成要員が関東リーグ在籍選手が中心とは思えない攻撃的なサッカーを披露してくれた。しかしそれでも終わってみれば決定的と言える場面は無かった。

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