福島ユナイテッドFCvsコバルトーレ女川:観戦レポート

全社東北予選最終日。勝てば山口県で開催される全国社会人サッカー選手権大会へ東北代表として出場することができる。第一試合は福島ユナイテッドFCコバルトーレ女川の一戦。2連戦2日目でリーグ首位の福島ユナイテッドに対して3連戦3日目のコバルトーレ女川が挑む形となった。
昨日のプリメーロ戦ではのんびりとしていた福島ユナイテッドは最初から非常に集中して試合に入った。得意の追い越す動きから攻撃の形を作り続ける。しかしコバルトーレ女川の守備も3日目とは思えないぐらいによく集中しており、福島ユナイテッドはなかなか決定的なチャンスを作ることができなかった。

福島ユナイテッドが前半での先制に成功

福島ユナイテッドが先制したのは16分。左サイドから16古西が上げたクロスを28伊藤がファーサイドで頭であわせてゴールへと放り込んだ。

食らいつくコバルトーレ女川

コバルトーレ女川はワンタッチで縦にボールを動かして厚みのある攻撃を披露する。23分にはゴール前中央でボールを受けた17武田がそのまま最終ラインの突破に成功。いい体制でシュートを放ったが、GKに阻まれてしまった。
コバルトーレ女川はここで選手交代。17武田に替えて長身の20小林を投入する。3連戦の3日目とあって早々と交代のカードを切った。

止まらない福島ユナイテッド、前半で決着

しかし福島ユナイテッドは止まらない。25分、カウンターから29山本がドリブルでゴール前に持ち込むと、よく狙ってゴール右隅へとそれを放り込んだ。38分には右サイドから中央の28伊藤を経由して左の29山本へ渡す。山本はドリブルで2人をかわしてゴール右隅へと流し込んだ。山本の2得点で福島ユナイテッドは早々と試合を決定づけた。

まだまだ止まらない福島ユナイテッド

後半も福島ユナイテッドは止まらない。後半0分には中央でボールを受けた3が左サイドの29山本へ預けると、山本は丁寧にクロスを上げる。これに9小林が合わせて突き放した。
3分後の後半3分にも追加点。16古西のが左サイドからクロスを上げると、またしても小林がファーで合わせた。
この時点で5ー0。心身共に疲弊していくコバルトーレ女川の選手が不憫で仕方がない。トーナメントなのだからそれぐらいにしてやれと、そんな気持ちになるが福島ユナイテッドは容赦しない。控えの選手を試しながらも常にゴールを狙いつづける。
試合終了間際の後半40分にはロングフィードから9小林がゴール前で潰れ役になってこぼれ球を3清水が拾う。清水はこれをキチンと押し込んで試合を終えた。福島ユナイテッドはコバルトーレ女川6-0で勝利し、2年連続で全社出場を果たした。

東北ナンバーワンから全国へ行くために

福島ユナイテッドは現在、JFL昇格さらにはJリーグ昇格を目標として東北社会人リーグを戦っている。上のカテゴリを目指すことは素晴らしいこと。そうすることで地域にとっても日本のサッカー全体にとってもプラスの効果が生まれると私は考えている。
実際に2日間を見てみた感想として、福島ユナイテッドのJFL昇格は現実的な目標だ。昨年に比べたらチームのベースは出来ている。あとは全国クラスのチームと試合をこなして試合をコントロールできるようになれれば、決勝ラウンド進出は間違いないだろう。
ただし。一番大事なのは急いでJFLに行くことでななく、2日間汗を流した選手と、平日にも関わらず2日間駆けつけて声援を送った20名程のサポーターあるいはそれを取り巻く人であり、福島ユナイテッドが福島ユナイテッドでいることであるのを忘れないでほしい。

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