横河武蔵野FCvsニューウェーブ北九州:観戦レポート

熱いのか寒いのか

 昨日、長良川陸上競技場で直射日光を浴びてきたばかりだったので、ある程度の覚悟をしてきたら意外と寒くてびっくりした。風でここまで体感温度が変わるものだろうか。しかし神戸の東急ハンズで買った愛用の温度計は24度をさしていた。謎だ。それはさておき、ゴールデンウィーク第3戦となった前期第9節の「横河武蔵野FCvsニューウェーブ北九州」は太田の得点で横河武蔵野FCが快勝。連敗を2で止め、落とした順位を4位に上げた。
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横河武蔵野FCvsニューウェーブ北九州:スタメン
横河武蔵野FCvsニューウェーブ北九州:前半終了
横河武蔵野FCvsニューウェーブ北九州:試合終了

ミスマッチがミスマッチ。

 ニューウェーブ北九州にスペシャリストはいなかった。全くいなかったわけではない。GKの水原は私がヴェルディサポだから贔屓するわけではないが、やはりJFLのレベルではガイナーレ鳥取のシュナイダーと並んで突出して安定しているのが素人目でも分かる。しかしそれまでだ。全体的に見ても足元が上手な選手はおらず、運動量でカヴァーしているチームだった。実際、最前線からの激しいチェックは横河武蔵野FCのDFを休ませることがなく動かし、追い詰めたシーンもあった。

 さて、そんなチームが繰り出した戦術は中盤をショートカットしたカウンターだった。ボールを奪い、後方で処理するまではいいのだが、受け手がフリーになると前線に「無造作に」ボールを放り込む。精度は悪いので味方に渡るのは確率論だ。それだけならまだしも、ニューウェーブ北九州の前線にはターゲットとなるキープできる選手がいない。後半途中で投入された長身のタチコはまさにその役割を担うためにピッチに現れたのだろうが、何の工夫もなく競り合うだけでポストプレーは出来ていない。要するに、戦術と戦力があっていない。何をいとして放り込みの戦術を選んだのか理解に苦しむというのが率直な感想だ。

 ニューウェーブ北九州がすべきは放り込みではなく、連続したパス回しによる速攻だったのではないだろうか。幾度かワンツーできれいに抜け出すシーンがあり、それが一度決定的なチャンスに繋がっている。あの攻撃パターンを繰り返していればもっと崩せたと思う。やることは難しいが、それが出来る以上武器にして申し分ないし、放り込みよりよほど効果的だ。宝の持ち腐れとはこのことを言うのだろう。あまりにももったいなかった。
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腐っても武蔵野。いや、腐ってはいない。

 得点は必然であり、勝利は確実だった。何かと慌しいニューウェーブ北九州のDFを相手に左右中央と基点を変えながら多彩な攻撃を仕掛ければいずれ崩れる。そしてニューウェーブ北九州の攻撃には全く怖さがなかったので跳ね返すのは容易だった。SAGAWA SHIGA FC戦では前半に得点が取れずに敗れたが、この日のこの試合はその課題をクリア。1?0で勝てるチームは強いというのが私の持論だが、このイタリア式の古典的な勝利に横河武蔵野FCの強さを見た。
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北九州はもっと熱くなれる!

 これはゴールデンウィーク効果なのだろうか。ニューウェーブ北九州は観客動員に悩まされているのだが、このに武蔵野市陸上競技場には黄色いマフラーを纏った多くの人を目の当たりにした。バック側から見たわけではないので正確なことは言えないが、アウェー側はまんべんなく埋っており、後半の終盤には観客席から多くの叱咤激励が飛び交った。あれ、ニューウェーブ北九州、熱いじゃん。北九州から来た方もいれば、東京やその近郊から来られた方もいることだろう。しかしニューウェーブ北九州のサッカーで熱くなれる人は沢山いるというのが確認できた。観客数の伸び白はある。残念ながら順位は落としたが、北九州の今年の昇格は現実的だ。
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