AC長野パルセイロvsFC上田ジェンシャン:観戦レポート

HFL開幕

 日本一熱い北信越フットボールリーグが開幕した。本日は1試合「AC長野パルセイロvsFC上田ジェンシャン」のみ行われた。王者vs古豪となった一戦はAC長野パルセイロの波状攻撃をFC上田ジェンシャンが耐え抜いた形で1-1のドロー。会場には1000人以上のオレンジの観客がかけつけていた。今年も北信越が熱い。

北信越フットボールリーグ第1節1日目結果
AC長野パルセイロ 1-1 FC上田ジェンシャン

AC長野パルセイロvsFC上田ジェンシャン:スタメン
AC長野パルセイロvsFC上田ジェンシャン:前半終了
AC長野パルセイロvsFC上田ジェンシャン:試合終了

王者、無言、南長野にて。

 公式記録を見るのが楽しみだ。AC長野パルセイロはいったい何本のシュートを放ったのだろう。先制されてスイッチが入ってからはまさにクロスとシュートの嵐。サイドバックとサイドハーフが連携して敵陣深くに進入してクロス。PA外でも体勢が整ったらシュート。これ以上ない攻勢で次々とFC上田ジェンシャンのゴールを脅かすことでオレンジの会場は歓喜をやめる事はなかった。
ここからJリーグ-長野-上田

 去年のAC長野パルセイロとは違うチームになっていた。今年のAC長野パルセイロは昨年の4-3-3の中央突破を基本戦術にしたチームでなく、中盤をダイヤモンドにした4-4-2のサイド攻撃を基本戦術にしたチームだった。大きく選手が入れ替わったわけでもないのになぜ去年のシステムを崩してしまったのか。確かにサイド攻撃は一般的な理論として得点を奪いやすくて勝利に近づきやすいが、この日は結果的にホームで勝ち点3を逃している。

 この結果が満足いくものかといえば、試合後に無言で迎えたゴール裏のサポーターがその答えを示しているとおり、連覇とそれ以上を目指すチームとしては不満しか残らない。ホーム、開幕戦、相手が昇格チーム、全ての要素をとっても勝利は絶対だったはず。要するに戦術の変更は失敗におわり、厳しい状況でスタートを切った。
ここからJリーグ-長野-上田

再チャレンジの行方は・・?

 引き分けに終わったAC長野パルセイロだが、果たして今年こそJFLに行けるのか。この問いには厳しくNOと答える。チームに戦術の統一感が全くなく、守備は簡単に乱れて攻撃はボールを前線に運んだあとのアイディアが全くない。それでもひたすら中距離砲を撃っていたのは評価すべきだが、ファンサービスだけで地域決勝は勝ちあがれない。昨年のポストプレーを用いた見事な中央突破の戦術は本当にどこにいってしまったのか。これが長丁場のリーグ戦ならまだしも、北進越リーグは8月には終わってしまうので早急にコンビネーションを高めていかなければいけない。

 開幕戦に駆けつけたオレンジの人は1000人を超えた。お隣が異常に多いため見劣りする感は否めないが、地域リーグにしては破格の人数だ。AOKIが胸スポンサーを撤退するなどシーズンオフには良くない情報が飛び交ったが、もはやそんなものは関係ない。パルセイロは長野市の誇るチームとして永く存在し続けることだろう。そして、スタジアムの温かい雰囲気をもっといろんな人に知ってもらうことが出来れば、まだまだサポーターは増えるはずだ。いつまでもこの雰囲気を保っていてほしい。
ここからJリーグ-長野-上田

古豪の意地!王者長野の波状攻撃を食い止める

 FC上田ジェンシャンは相手のミスによるラッキーな先制点を挙げると、すぐさま守備に入った。フラットに並べた4-4-2のFP後ろ8人は丁寧に、時に激しくオレンジのボールホルダーをチェックする。後半に入っても監督が「我慢しろ!」としきりに叫んでいた通りに、DFラインを崩すことなく守り抜いた。カウンター主体の攻撃はベールを脱ぐことはなかったが、相手が相手だけにここは引き分けで合格というところだろう。1部残留というノルマに向けて貴重な勝ち点1を手に入れた。
ここからJリーグ-長野-上田

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