FC刈谷とツエーゲン金沢、すれちがう2つの立場-twitterより

 twitterでFC刈谷サポーター(こめちゃん(@komech)さん)とツエーゲン金沢サポーター(あるふ(@alphireb)さん)の心温まる会話が行われていたので紹介します。こめちゃん(@komech)さんはFC刈谷のサポーターとしてゴール裏で応援をしている方で、津幡での第1戦も応援に駆けつけていらっしゃいました。あるふ(@alphireb)さんはツエーゲン金沢の熱心なファンの方で、サポーターグループには参加されていないとのことです。

<こめちゃん(@komech)>

試合のこと書かなきゃ書かなきゃ、忘れないうちに書かなきゃって思ってるんだけどまだ書けない。まだ夢に出る。白と赤のフラッグと、JFLで行ったいろんな場所を夢に見る。書かないと消化できないんだがね。

「降格して涙を流す女性サポーター」の絵が私だいっきらいなんだけどね、泣いてる暇があれば声出せというかね、でも本当に泣けるんだね…降格すると…ピッチがかすむから泣きたくないのに泣けるんだ

(中略)

あの2試合を見れば、今年の刈谷がわかる。ってほど課題の凝縮された2試合。結局乗り越えられないままだったからああいう結果になったのかな。最後の猛攻も、勝てるようになってきた近シーズン終盤を象徴するようで、でも遅かった。遅くても勝てばよかったけど、あと1歩あと少し足りない。

試合の分析なんてしてもしょうがないのよ、私サッカーのこと詳しくないから…。後半20分くらいから目に涙がたまってうっとおしので流れるままにしておいた。流れるままにコールして歌って旗を振った。ちゃんと見えないと困るのよ。よく見てしっかり見てそして聞いて焼き付けておかないと

ううう…

大資のFKが決まった瞬間、いつものようには喜べなかった。早く、早く、もう1点!と叫ぶだけだった。引き分けではいけないのだ。最低でも2-1にしないと終わってしまう、私のJFL終わってしまう、あと15分で終わりなんてそんなのいやだよ。泣きっぱなしだ。

刈谷の猛攻を見ながらFC刈谷と叫びながら手を叩き振りながら泣きっぱなしだ。馬鹿みたいだ。あと1点あと1点あと1点!その約20分の間、それはずっとあとほんの少しで手の届きそうなところにありながら、結局…けっきょく…

ねえどうでしたか、結局、刈谷には残留する資格がなかったのでしょうか。刈谷はJFLにいちゃだめなの?なんて誰に聞いても答えてくれるわけがない。あるのは結果だけ。

ホイッスルを聞いてみんな静かになった。私は被っていたキャップのつばを下げてぐすぐす泣いた。選手が最後の挨拶に来て嗚咽がいろんなところから漏れた。トランペットが鳴ったので、古くからの歌に空を仰ぎながら少し小さな声で合わせた。晴れていたが寒かった。

これが降格か

ボランティアでスタジアムDJのIくんがやって来て、「僕はデンソーが大塚に11-0で負けた試合を見て応援を始めました」と話し始めた。Iくんがぼろぼろ泣くのでそれを聞いてまたみんな泣いた。デンソー時代の記憶が濃い人は私の何百倍もつらいのかと思った。

そういえば私は1度だけデンソーの試合を見たことがある。デンソー最終年の豊田市運動公園での印刷戦。スコアは0-0。スタンドで子供が「かとうせんせー!」と叫び加藤知弘と伊藤智弘の2トップというのが面白かった(名前が)ということだけ覚えている。

いつまでも泣いてはいられないので、みんなで幕を片づけ出待ちをしながら東海リーグのことについて話したりした。ロック土産のチーズまんじゅうを食べたりした。私チーズまんじゅう大好きなんですけど、来年はもう宮崎には行けないと思うとたまらなかったのでこっそり2個もらった。

おしまい。私もついに地域リーグサポーターデビューです!どんどんディープな世界に引きずり込んでくれるよ刈谷さん。地域Lのことは右も左もわからない初心者なので、お手柔らかにおねがいしますー><とりあえず天皇杯が3月から始まるらしいことは勉強しました!

世界で一番嫌いなクラブは金沢、2番目が松本(とばっちり。うらやましい)になりました。再来年リベンジしますのでそれまで待ってろし!

<あるふ(@alphireb)>

@komech どうも。あなたが世界で一番嫌いなクラブのファンです。19日の試合のゴール裏にもいました。ここまでの一連のつぶやきを興味深く拝見させていただきました。入替戦の相手というより、地域リーグの先輩としていくつか書かせてください。

@komech まず、今回の降格をあまりネガティブにとらえないでほしいということ。JFLや地域リーグレベルだと、降格や昇格失敗がクラブの存続にも関わりかねないので、皆さんの落胆は分かるのですが、どのカテゴリーにいても学ぶことはあります。

@komech ツエーゲンが「Jを目指す」と宣言して今の体制になったのが2006年。しかし、その後4年間も北信越一部リーグで足踏みすることになりました。ただ、一ファンとしていささか無責任に言わせてもらうなら、地域リーグで過ごしたシーズンで様々な勉強と経験をさせてもらいました。

@komech 最初の1年目は僕らも地域リーグをなめてたんですよ。「これだけJ経験者をそろえたんだから、北信越優勝なんか楽勝だろ」って。そんな僕たちの目を覚まさせてくれたのは、松本山雅や長野パルセイロ、JAPANサッカークラブといった同じリーグのライバルたちでした。

@komech ツエーゲンが公式戦で最初に負けた相手が山雅です。こちらのホームで、先制点をとられた瞬間に向こうのサポが出したダンマクが「俺らのほうがツエーゲン」。もう、悔しさで呆然とするしかなかった。結局、4年間でホームの山雅戦は全敗でした。

@komech それ以後も、「無駄に熱い」と言われた北信越リーグで、ツエーゲンはライバルに負け続けました。いつも4強の中で真っ先に優勝争いから脱落するのがツエーゲン。それでも天皇杯では不思議と格上に勝つので、僕たちはいつかは結果を出してくれることを信じて応援していた。

@komech 去年の今頃でしょうか、監督と選手がチームから大量離脱する事態が起こりました。残った選手はわずか3?4人程度。僕は初めて自分の応援していたチームがいつまでも存在し続けるとは限らないという事実に気付きました。

<こめちゃん(@komech)>

@alphireb まずは昇格おめでとうございます。そして熱いreplyありがとうございます。東海リーグ、地域決勝が簡単に超えられる壁でないことは頭ではわかっているつもりですがしょせんつもりでしかないので、生の経験、言葉はわかってるつもりの頭にガツンと来ます。

<あるふ(@alphireb)>

@komech だから今年のチームは、4年目でありながら、実質今年が1年目のチーム。サポも「今年上がれなければ、もう来年はないかもしれない」という危機感にかられながら闘っていたんです。

@komech ちょっと話がそれたので元に戻しますが、僕はツエーゲンを応援するようになって、初めて地域リーグの試合を見るようになったんですが、そこにはJとはまた違ったサッカーの姿がありました。

@komech こじんまりとしたスタジアムで、無料または安い入場料で見られる試合。北信越はいわゆる「物好きクラブ」が多かったのでちょっと特殊でしたが、それでもアマチュアで身の丈にあった活動をしているクラブとそれを応援する人たちの姿を見ることができました。

@komech たぶん、あなたがJFLを初めて見たときに感じたものと同じ感覚だと思います。Jを目指しても目指さなくても、そこにはさまざまな人たちが関わっていて、それぞれの思いでそのクラブを応援している。

@komech だから、本当はJだろうがJFLだろうが地域だろうが都道府県だろうが、どんなカテゴリーにいても、自分たちの地元のクラブ、応援するクラブが続いてさえくれればいいんです。金沢には地元のクラブを応援する文化が根付いてないので、J入りを旗印にせざるを得ないんですが。

<こめちゃん(@komech)>

はい、本当にその通りです。 RT @alphireb : @komech だから、本当はJだろうがJFLだろうが地域だろうが都道府県だろうが、どんなカテゴリーにいても、自分たちの地元のクラブ、応援するクラブが続いてさえくれればいいんです。

<あるふ(@alphireb)>

@komech 長くなり過ぎたので、まとめに入ります。僕は19日に初めて刈谷というクラブを見ました。ゴール裏がピッチと近いスタジアムを見ました。必死に募金を呼びかけているサポの人を見ました。試合が終わったあと、それでも悲しみをこらえて職務を全うしたスタッフの姿を見ました。

@komech 僕は部外者なので、現在のFC刈谷の内情がどうなっているのかは知りません。でも、あなたも含めて、これだけ熱くなって応援する人たちがいるという事実だけで、刈谷というクラブが残してきたものの偉大さは分かる。だから、アマラオも監督として残る決意をしたんじゃないですか?

<こめちゃん(@komech)>

やっぱりサッカー面白いな。そのサッカーに夢中になっちゃってる人たちはもっと面白いなと思う。それもサッカーを通じて地域のアイデンティティなんか見ちゃうような人たちが。潜ってなお密度の濃さを体感する。

<あるふ(@alphireb)>

@komech 東海リーグ一部はたぶん一筋縄ではいかないでしょう。静岡FCや浜松大学といったライバルがいるし、そもそも地獄の地域決勝を乗り越えないとJFLには戻れないわけだから。

@komech それでも、FC刈谷が長い活動の中で培ってきたサポーターやスタッフの熱気は、きっ

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