地域リーグ決勝大会グループBプレビュー!

 グループBは強豪が集う死のグループとなった。その地域だけを見ても関東・北信越・関西・東海と難しい地域が揃っており、その精鋭が集ったというだけでも身震いが起きる。SからB+までランク付けをしたが実力はほぼ均一といってもいい。混戦になることが予想され、3日目まで全チームが1位通過の可能性を残す死闘を期待したい。会場は富山県高岡市の高岡スポーツコア。天気は雨の予報となっており、いろいろと荒れそうなグループだ。

グループB日程
11/21 11:00 日立栃木ウーヴァSC vs JAPANサッカーカレッジ
11/21 13:15 AS.ラランジャ京都 vs 矢崎バレンテ
11/22 11:00 日立栃木ウーヴァSC vs AS.ラランジャ京都
11/22 13:15 JAPANサッカーカレッジ vs 矢崎バレンテ
11/23 11:00 日立栃木ウーヴァSC vs 矢崎バレンテ
11/23 13:15 JAPANサッカーカレッジ vs AS.ラランジャ京都

日立栃木ウーヴァSC

評価・・[A]

 日立栃木ウーヴァSCは栃木県にある総合スポーツクラブ。日立プライアンス株式会社栃木営業部がチームの母体となっている。

 関東リーグでは無類の強さを誇って首位を独走。今期最も早く決勝大会進出を決めたがその後は失速して最終節にY.S.C.C.に優勝を譲ってしまった。新潟国体ではチーム外の選手も交えて栃木県選抜として出場し、3位に入賞する。準々決勝ではJFLのソニー仙台FCで構成された宮城県選抜に延長で競り勝ち、準決勝では佐川印刷SCで構成される京都府選抜と引き分ける快進撃を見せた。全社では2回戦で関西1位の三洋電機洲本に1?0で勝利して準々決勝まで勝ち進んだ。

 日立栃木ウーヴァSCのハードワークを武器にしたポゼッションサッカーは完成度が高い。一方で関東リーグ1部では最終節で優勝を譲ったり、全社準々決勝ではリードしながら松本山雅FCに終了間際に追いつかれたりとここ一番での勝負弱いのが不安材料となる。

JAPANサッカーカレッジ

評価・・[S]

 JAPANサッカーカレッジは新潟県にある日本随一のサッカー専門学校のトップチーム。1種登録のチームだけでも7つあり、新潟県のサッカーになくてはならない存在となっている。J1アルビレックス新潟と全面的に提携しており、アルビレックス新潟の下部組織としても機能している。決勝大会は3度目の挑戦となる。

 今年は強豪ひしめく北信越1部をわずか1敗で突破。AC長野パルセイロツエーゲン金沢松本山雅FCが下位チームに対して大量得点で勝っているなか、JAPANサッカーカレッジだけは常にロースコアで勝利を重ねる。この結果からJAPANサッカーカレッジがシーズンを通して勝ちにこだわったサッカーを続けてきたことがうかがえる。

 新潟県選抜として出場した地元での国体はFC岐阜SECONDで構成された岐阜県選抜やカマタマーレ讃岐を中心に構成された香川県選抜を内容で圧倒して勝利。決勝では佐川印刷SCで構成された京都府選抜に逆転で勝利をして優勝を飾った。

 今年の公式戦で負けたのはわずか3回。ひとつは優勝が決まった後のリーグ最終節AC長野パルセイロ戦。2回目はモチベーションの落差があった全社北信越予選準決勝のツエーゲン金沢戦。3回目は実力に雲泥の差があった天皇杯2回戦のサンフレッチェ広島戦。結果に裏付けされた勝負強さと、それを成し遂げる試合をコントロール技術は規格外と言える。JAPANサッカーカレッジは今回の優勝候補筆頭だ。

AS.ラランジャ京都

評価・・[A]

 AS.ラランジャ京都は京都府京都市にあるクラブチーム。U-12からU-18まで幅広い下部組織をもった育成型クラブであるが、トップチームはJFLやJリーグの経験者をもそろえるなどタレントは豊富だ。

 大混戦となった関西サッカーリーグでは優勝した三洋電機洲本に加えてバンディオンセ加古川アイン食品と最後まで優勝争いを繰り広げた。2位に甘んじたものの3年ぶりの決勝大会進出を決定した。

 10月に行われた全社では初戦でY.S.C.C.と対戦。先攻され4?1でリードを奪われる苦しい展開になったが終盤に実力を発揮して2得点を挙げて4?3で敗れた。勝負強さは見せられなかったが、得点力は今大会で最も高いと言って過言ではないだろう。今月行われたKSLカップ(関西リーグの1部と2部を交えたトーナメント)では準決勝で三洋電機洲本に3?1で勝利すると決勝ではアイン食品と0?0で引き分けた後PKで勝利。優勝を飾っている。実力に加えて勝負強さを身に付けたAS.ラランジャ京都はKSL優勝の自信を胸に決勝大会に挑む。

矢崎バレンテ

評価・・[B+]

 矢崎バレンテは静岡県藤枝市と島田市を拠点にしている社会人チーム。決勝大会進出は3大会連続となる。前回は一次ラウンドでFC町田ゼルビアと1位を争い、直接対決となった3日目はPKの末に敗れている。

 東海社会人リーグでは静岡FCの不調も手伝って首位を独走。終盤では藤枝市役所に敗れるなどすっきり勝てない試合もあったが、何とか優勝で決勝大会進出を決めた。

 全社にも出場しておらず、実戦から遠ざかっているのは不安材料だ。しかし静岡らしい丁寧なポゼッションサッカーは強豪同士の対戦でも十分に通用するはず。矢崎バレンテが死のグループでどうなるかは対峙してみないと分からない。

※注意事項※
・評価は主観的なものです。すべてのチームについて満遍なく見てきたわけではないので偏りがあることがあります。
・評価は「S・・優勝候補」「A・・昇格候補」「B・・対抗となるチーム」「C・・ダークホース」と分けています。「+、ー」については例えばA+であれば「限りなくAだけどA以上」B-であれば「限りなくBだけどB以下」のように読んでください。
・繰り返しますが評価はあくまでも主観であり、私の意見です。違う意見をお持ちの方はコメントにその旨を残してください。参考にさせていただきます。
・チームの細かなスタイルなどについてはチームのスカウトに当たることを懸念して、あえて記述しません。ブログ内検索から過去の観戦レポートなどを参照していただけると幸いです。

グループCとグループDについてはまた明日。

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