矢崎バレンテvs静岡FC:観戦レポート

サッカーの町、藤枝

いつも思うのだが静岡の駅はどこも似ている。きれいなコンコースと整備されたロータリー。いままで静岡のいくつかの駅で降りたことがあるが、どこもそういう意味で印象がよい。藤枝駅も然りだ。特に藤枝駅は藤色で統一されており、印象がよい。藤枝駅を降りると、出迎えてくれたのは何ともシュールな3体の犬のキャラクター。はて、藤枝のサッカークラブのものなのかとも思ったが、どうやら違う。地元の人曰く、サッカーが盛んな藤枝市を象徴するキャラクターとして自治体が作ったものだとか。他にも、藤枝のお土産コーナーにはサッカーボールのくす球が置いてあったりと確かにサッカーに熱があるみたいだ。ちなみにこのキャラクター、あまり可愛くない上に一体で200万円もするらしく市民の評判は悪いらしい。しかもよく見ると、両側にいる犬のユニフォームは同じ静岡のチームを髣髴させるデザインだ。さらには酔っ払いに蹴られて破損し一度作り直したというイワク付きだという。

藤枝駅前

藤枝市民グランド

サッカーが盛んと聞いたら心踊らないわけがない。その日の試合は地域リーグとはいえどれだけの人が集まるのだろうか、楽しみだった。しかし現実はそうでもなかった。スタジアムに到着したのがキックオフの45分前。スタンドの観客は10人にも満たなかった。静岡FCというのだから声だしをするサポーターの一人はいるものだと思い込んでいたが、全くいなかった。とはいえ、最終的には関係者を含めて100人以上の人がスタンドで観戦していた。これが多いのか少ないのかは比較したことがないから何ともいえないが、ホームである矢崎バレンテのゴールが決まった時にひときわ大きな歓声が上がったのには安堵した。

矢崎vs静岡

静岡FCは地域決勝リーグでどこまでやれるのか

試合は昨日お伝えしたように、1?1の引き分け。巧みなパスワークで中央突破をしかける矢崎バレンテに対し、縦に速い攻撃で右サイドからえぐるように攻め立てる静岡FCという構図。両者とも地域リーグとは思えない質の高いサッカーを展開し、無料で見るのが申し訳ないぐらいだった。中でも矢崎はいわゆる「面白いサッカー」をしており、もっと見たくなった。さて、では静岡FCが決勝リーグではどう戦うのか。正直な話、突破は厳しいと思う。確かに強いし上手い選手が揃っているが、チームとしての統一感はまだまだ乏しい。試合中のコミュニケーションもよくできているとは思えず、失点シーンに象徴されるようにチームとして集中が切れるときがある。グループステージの組み合わせ次第ではあるいは突破は出来るかもしれないが、本当に実力のあるチームと対峙したときにその弱さは出てしまうだろう。

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