地域リーグ決勝大会決勝ラウンド1日目

ここは南国?異常な寒さに見舞われた石垣

 試合の合間、売店で不吉な会話を聞いた。「今日は年間最低気温更新だな。こんな寒い石垣初めてだ。」石垣島の住民の方が言うのだから間違いない。今日は石垣島では近年まれに見る寒さだ。缶のお茶を誤って持てないほど温めてしまったり、小学生が体操着とジャージだけで寒い寒いと言っている様子を見ても、石垣では例外的な寒さだったらしい。

決勝大会

 雑談はさておき、地域リーグ決勝大会決勝ラウンドが開幕した。結果はV・ファーレン長崎FC町田ゼルビアがそれぞれ完勝して幸先のよいスタートを切った。

地域リーグ決勝大会決勝ラウンド1日目結果
ホンダロック 0-5 V・ファーレン長崎
   レノファ山口FC 0-2 FC町田ゼルビア

「ホンダロックvsV・ファーレン長崎」レポート:派手な幕開け、施錠を忘れたホンダロック

ホンダロックvsV・ファーレン長崎:スタメン
ホンダロックvsV・ファーレン長崎:前半終了
ホンダロックvsV・ファーレン長崎:試合終了

 ホンダロックの自滅だ。早い時間帯での先制点に動揺したとしか思えない。勝ち急ぎカウンターを受け続けた故の5失点は、かばう要素が見つからない。一次ラウンド4得点うちPK2点の得点力が急に爆発するわけも無く、無残な結果に終わってしまった。ところでその得点力なのだが、攻撃に統一性がなく、行き当たりばったりなのは非常に気になった。前線の選手がV・ファーレン長崎にしっかり抑えられていた為か、ボールは常に行き場を失う。大問題だ。得点差を考慮せずとも今日の試合を見る限りだと断トツの最下位候補と言わせていただく。

 V・ファーレン長崎にとってすれば相手を知り尽くしていたが故の5得点だろう。カウンター主体の攻撃はホンダロックの嫌な所を常に突いてきており、効率よく得点を重ねられていた。得失点差で優位に立てたのは非常に大きなアドバンテージだ。
決勝大会

レノファ山口FCvsFC町田ゼルビア」レポート:場違いだったレノファ、町田に完全攻略を許す

レノファ山口FCvsFC町田ゼルビア:スタメン
レノファ山口FCvsFC町田ゼルビア:前半終了
レノファ山口FCvsFC町田ゼルビア:試合終了

 これほど長く感じる90分は稀だろう。FC町田ゼルビアの作戦勝ちだ。前半開始早々にさっそうと2点を奪うと、あとはバックラインを崩す事無く跳ね返すのみだった。もっとも開始10分で2点が取れたのは嬉しい誤算だったろうが、プラン通りの試合運びでしっかりと勝ち点3をもぎ取った。欲を言えば第一試合でV・ファーレン長崎が5点を奪っているので、1点でも多く点を重ねておきたかったし、人数をかけずともそれは出来たはずだ。しかし要所でしっかり点が取れる決定力は目を見張るものがある。

 Cグループで静岡FCグルージャ盛岡を蹴散らし、松本山雅FCを苦しめたレノファ山口FCの姿はなかった。両サイドを封じられたのは松本山雅FC戦でもされたので問題はなかったはずだ。しかし、バックラインまで激しくプレスをされてミスや横パスが増えてしまったのが何よりもの敗因だろう。選手個々の能力でも歯が立たないので成す術がなくなってしまい、順当な敗戦と言える。この試合で攻略方を露呈してしまったので、ホンダロックはともかくV・ファーレン長崎には確実に同じパターンを狙われる。この状況をどう立て直してくるか見ものである。
決勝大会

まだ1日目。

 まだわからない。その証拠に例えば2006年はFC岐阜が初戦を落としながらも2位につけているし、ファジアーノ岡山は初戦を快勝しながら昇格を逃している。今日は明確な差がついてしまったが、仮にでも4チームは一次ラウンドを突破してきた強者ばかりだ。3位まで昇格の可能性が残っているので最後まで目が放せない。

「ホンダロックvsレノファ山口FC」展望:昇格崖っぷち?スタイルを貫きたい両チーム

 守備のホンダロックとカウンターのレノファ山口FC。非常に興味深い試合になる。町田が明示したレノファ攻略法をホンダロックが実践してくるとは思えず、レノファ山口FCはここでしっかりと勝ち点を奪っておきたい。早い時間に先制点をとって主導権を握ることが出来ればやりたい放題出来る可能性がある。一次リーグのグルージャ盛岡戦のイメージで入ればやりやすいだろう。

 ホンダロックはまずは点を取ることだ。レノファ山口FCには厚みのある攻撃より単純で単発な攻撃の方が効果的なので、DFラインの裏を中心に積極的に放り込んでいけば得点機会はぐっと増える。今日の試合のような中途半端な攻撃ではなく、攻守にメリハリをつけてもっと積極的に前に出れれば得点機械がぐっと増えるだろう。

 ホンダロックにしろレノファ山口FCにしろ、終戦を宣言するにはまだ早い。それは当事者が一番分かっていると思うが、一点でも多く点を取り、勝利で最終戦まで望みをつなげたい。

V・ファーレン長崎vsFC町田ゼルビア」展望:前進か後退か、運命の一戦

 策士対決。間違いなく今年の決勝ラウンドの目玉となる試合だ。今日の試合を見る限りだと中盤を支配できるFC町田ゼルビアが優勢か。しかし両者とも試合をマネジメントできると言う点で優れているため展開が予想できない。一つだけ言えるのは、ここで勝てればJFL昇格をほぼ間違いなく手中に収められると言うことだ。逆に第一試合の結果によっては負ければ3位後退ということにもなりかねないので、この試合が非常に重要になる。

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